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パンジーのような花を咲かせることから、別名「パンジーオーキッド」と呼ばれる中南米原産のランです。ミルトニアは産地によって大きく2つに分類されますが、一般に市販されている多くは、春から初夏にかけてさまざまな色合いで大輪の花を咲かせる高地系のもの。この品種は夏の高温多湿に弱い性質を持つので、暑い季節は、風通しがよく、直射日光の当たらない明るい日陰で栽培するのがポイントになります。
●お手入れ・育て方のポイント
あまり強い日光は好まないので、直射日光はさけるようにします。最低気温が10度を切るようになったら、室内へ。元気に育つ温度は13〜15度くらいを目安にしてください。
●置き場所
南米のコロンビア、ペルーなどアンデス山系の海抜2000mくらいの高地に自生しているもので、温暖な気候を好みますので、温度にはとくに注意してください。一般には冬の温度は15℃くらいが適温ですが、10℃以上なら十分生育します。夏は30℃以上になると株が弱り、とくに夜間の高温を嫌うので、できるだけ風通しのよい涼しい場所に置きます。
●日 照
強光には弱いので、冬から春にかけて30〜40%の遮光をし、夏は室内の半日陰に置いて、日やけと高温になるのを防ぎます。
●水やり
冬は水苔が少し乾き気味になってから軽く水をやります。春は成長期ですから、水苔が乾いてから十分に水やりします。夏は与えた水が高温になりすぎて、根腐れを起こすことがあるので、日中を避け朝夕に軽く与えたり、葉水だけにします。
●肥 料
春と秋の成長期に油粕、骨粉等を1回ずつ置肥にします。冬と夏は液肥を月に2〜3回、水やりと一緒に施す程度でかまいません。
●植え替え
9月末頃、涼しくなってからの時期に、水苔で根を傷めないように植え替えます。素焼鉢のかけらなどを鉢の1/3くらい入れて、水苔はかために植えます。
●病害虫
暑さで株が弱ると、黒斑病にかかりやすくなります。屋外で育てている場合は、夕方に葉水をして温度を下げましょう。また、カイガラムシがつきやすい品種ですので、予防のために春と秋に薬剤を散布してください。カイガラムシを発見したら、歯ブラシを使い、葉を傷つけないよう軽くこすり落とします。
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