|
サンショウの原産地は日本で、「木の芽」と呼ばれる若芽は古くから料理の香り付けに、実は佃煮や香辛料として、また、太い幹はすりこぎ材の材料として使われています。4月には若芽が、5〜6月には未熟果、10月には実を収穫できますし、真っ赤な実がはじけ、黒い種が顔をのぞかせる秋の眺めも風情にあふれています。家庭果樹にぜひ加えてみてください。
●お手入れ・育て方のポイント
イチョウやキウイと同様、雄雌異株ですので、実の穫れる木と花がつく木は別です。最低でも雄株、雌株の2本の苗木を用意しましょう。
●置き場所
日陰でも育つ剛健な樹木ですが、なるべく日光に当てて育てるようにします。基本的には西日を避けた戸外の直射日光下が適しています。ただし、暑さに弱い面もあるので、7月〜9月上旬までは50%の遮光をしましょう。枝にトゲが多い品種もあるので手入れの際には注意してください。
●水やり
水切れは厳禁ですので、土の表面が乾いたら水を与えるようにします。土は保水と排水性のよいものがベストです。
●肥 料
2月と9月、花後に堆肥や油かすなどの有機質肥料か固形肥料の置き肥を施します。
●開花期の管理
自然開花期は4〜5月です。秋に果実が真っ赤に熟すと光沢のある黒い種子が飛び出します。
●病害虫
病害はほぼ心配いりませんが、アゲハチョウの幼虫が幼木の葉を食い荒らすことがあります。また、樹齢が進んだ木にはカイガラムシに注意してください。
|