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リンドウ
古来から親しまれている、秋の風情を伝える花



じょうずな扱い方

 薬用になる根は、苦味健胃剤として広く利用され、学名のゲンチアナはこの草の薬効を伝えた古代イタリアの国王、ゲンティウスにちなんでいます。耐寒性が強く、冷涼な気候を好む花で、太陽の当たるところに置いてやると次々とつぼみを開かせます。リンドウといえば一般的に日本原産のエゾリンドウとその変種をさすことがほとんどで、鉢花用には矮性種もよく使われます。

●お手入れ・育て方のポイント
 保水性があり、有機質に富んだ用土を好みます。花がらはこまめに摘み、土の表面が乾いたら、たっぷり水やりするのがポイントです。花が終わり、地上部が枯れた時期には、株分けも容易にできます。

●置き場所
 日照と涼しい環境を好み、太陽の光が不足すると花色が薄くなるので、年間を通じて日当たりのよい場所で管理するのがベストです。真夏は西日の当たらない明るい日陰で管理しましょう。冬は寒冷地以外、防寒の必要はありません。

●水やり
 水を好む植物ですので乾燥は大敵です。土の表面が乾いたら、たっぷり水やりしてください。ただし、花に直接水をかけると閉じてしまいますので、根元の部分に与えるようにします。冬は地上部分が枯れて、葉がなくなりますが、根は生きているので、表土が乾かないように水やりします。

●肥 料
 3月と9月の下旬頃に株の周りに置肥を施し、生育期間中は月に2〜3回の割合で1000倍に薄めた液肥を与えます。

●開花期の管理
 種ができると株が弱ってしまいますので、花が咲き終わった花は早めに花茎の根元から摘み取るようにします。開花後に根詰まりを起こしたら、株を植え替えましょう。

●ふやし方
 最も一般的なのは挿し木ですが、株分けや種蒔きもできます。5〜6月は挿し木と株分け、種蒔きは3月上旬頃が適期です。挿し木は適期がきたら先端を2〜3節ほど摘み取り、清潔な土に挿すだけでOKです。

●病害虫
 特に心配はいりません。

学 名 Gentiana spp.
分 類 リンドウ科 リンドウ属
別 名 疫病草(えやみぐさ)、苦担(くたに)
和 名 竜胆(りんどう)、龍胆(りんどう)
英 名 ゲンチアン(gentian)
草 丈 60cm〜150cm
草 姿 茎はほとんど分枝せず、茎頂やその付近に筒状の花をつけます。花の長さは4cm前後。細い茎が30〜40cmに伸びたあと、いったん下に曲がり、茎の上部が再度反転して花をつける特有の草姿をもつ変種もあります。
花 色 紫、青、ピンク、白
最盛期

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