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オドントグロッサム
英国王室にも愛されたフリル状の花びらが人気の美しいランです



じょうずな扱い方
ギリシャ語でオドントは歯、グロッサは舌の意味で、胡蝶蘭やカトレア、シンビジウムと同じラン科に属します。冷涼な気候を好むため、日本では育てにくいと言われていましたが、最近ではオンシジウムやミルトニアなどの近縁種との交配が進み、高温多湿の夏がある日本でも比較的育てやすい園芸品種がおめみえするようになりました。その希少価値の高さから、ヨーロッパ貴族や英国王室に愛された花としても知られています。

●お手入れ・育て方のポイント
中南米の高山が原産ですので、冷涼な気候を好みます。暑さに弱いため、夏はできるだけ涼しいところが管理し、真夏以外は葉焼けしない程度によく日光に当ててやりましょう。オドントグロッサムはほかのランと違い、秋から冬にかけてが生育期です。この時期は水やりをたっぷりとしてください。

●置き場所
日光不足になると株の成長が悪くなり、暑さに弱いのが特徴です。真夏は直射日光と西日を避け、60〜70%程度遮光できる風通しのよい場所で、それ以外の季節は50%程度の遮光を行います。9月後半から11月くらいまでの生育期は、花芽の成長を促すために午前中の日光が当たる戸外でバルブや葉に日を当てましょう。
また、夏の理想気温は23℃前後ですので、冷房の効いた室内で管理するのがベターです。避暑対策としては夜間の温度を下げることが有効です。夕方になったら葉水をし、室内の温度が20℃を超えるときは窓を開けて風通しをよくしたり、扇風機で風を送るなどの工夫をしましょう。冬は13℃くらいを目安に管理します。

●水やり
水を好むので、年間を通じて鉢土が乾いたらたっぷりと水やりします。特に新芽が生長する生育期には十分に水を与えてやることが大事です。夏場は朝夕の2回、水やりと同時に鉢のまわりにも水をかけ、涼しい環境を作ってやりましょう。つぼみのある鉢は霧吹きなどを使い、つぼみにも湿度を与えてやります。

●肥 料
月に2〜3回の割合で1000〜2000倍に薄めた液肥を与えます。生育期に入ったら、開花を促す専用の肥料にかえましょう。最低気温が10℃以下になったら、肥料は与えなくてかまいません。

●ふやし方
株分けで増やせますが、大株で株分けしないと翌年に花が咲かなくなることが多いので、避けたほうが無難です。

●植え替え
秋から冬にかけてが生育期のオドントグロッサムの植え替え適期は9〜10月頃。植え込み材は水苔がおすすめです。

●病害虫
戸外から室内に取り込むときにナメクジが潜んでいることがありますので、必ず駆除しておきましょう。

学 名 Odontoglossum spp.
分 類 ラン科 オドントグロッサム属
和 名 彗星蘭
英 名 オンドログロッサム(odontoglossum)
草 姿 非耐寒性多年草で原産地は中央・南アメリカ。薄く繊細な花びらに色とろどりの模様が入ったり、フチがフリル状になったり、バラエティに富んだ飽きのこない花が魅力。
花 色

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