徐々に開花していく姿を愛でた後は、みずみずしいライトグリーンの葉が茂るのが特長の啓翁桜。まずは大き目の花瓶にいけて、長いまま、美しい花姿を堪能して。花瓶にいける時に余分になってしまう、枝分かれした根本部分の脇枝も小さなグラスに生けて楽しめます。
大きめの花器に桜を飾ったら、下のほうのカットした部分はグラスや小さな花器に小分けに生けて。グラスは足が細くて繊細なものほど、桜の可憐な印象を引き立てます。
季節感を出すために、花が咲くころの枝を料理にあしらったり、箸置きとして使ったりするのは、古くからある「おもてなし」の気持ちをこめた日本料理の技法を真似てみましょう。
パーティーに欠かせないのがおいしいお酒!お気に入りのワインを冷やすときもこんな工夫を楽しんではいかが?ほんのり春の香りがしそうな素敵な演出です。
こじんまりとした花器に、桃と一緒に春の花々を小さく生ければ、桃の節句の素敵な花飾りのできあがり!小さめの花器は、生け方次第でさまざまな表情を楽しめます。桃の花がちょこんと顔を出した、和洋ミックスしたアレンジが節句を引き立て、さわやかな春を演出します。
桃・チューリップ・スイートピー・麦の穂を花器の高さの2倍程度の高さにカットします。
花器の端から、桃、麦の穂、チューリップ、スイートピーの順番に生けます。桃桃と麦は高めに、チューリップとスイートピーは花器の口に沿うように生けるのがポイントです。
チューリップの葉をくるっと丸めて飾ると花がより引き立ってポイントになります。少し全体を整えたら完成です。
花を生けたあとの余った桜の枝などで簡単にできるアレンジです。食卓がぱっと明るくなり、春のわくわくを楽しめます。デザートグラスなどを使えば、透明感がありさわやかで、ブランチのテーブルを華やかに彩ります。
花を生けたあと、カットしてしまった桜、チューリップ、菜の花を短くカットします。
グラスの口の周りに添うように桜の枝の先端を飾ります。
茎をほんの少し残したくらいでカットしたチューリップ、菜の花を桜の間に差すように生ければ完成です。
山肌の景色を切り取ったような苔山や苔盆栽。蒸し暑い都会の喧騒を離れて、山奥の涼しい苔や緑の景色へと誘います。小さな苔山は、場所を取らずに、玄関や 書斎、リビングの棚などどこにでも飾れる優れものです。
個性のある器に飾るのも素敵。棚の奥にしまったままの趣きある器や、手作りの和食器に苔山を飾って楽しんで。
食器棚の中でもお気に入りの、ブルーグリーンのガラス皿。おじいちゃんの家 で見つけたトンボ玉や、夏祭りで集めた懐かしいビー玉を一緒に飾れば、自分だけの苔山アレンジが楽しめます。
朝露に咲くクレマチスの花。お庭の景色を切り取ったかのように、そっと苔山に添えてみました。蔓の可憐ではかなげな姿も美しく、苔山の風情にぴったり。
太陽の光をいっぱいに浴びて鮮やかに咲く夏のひまわりは、お部屋に飾るだけで部屋中が明るくなり、元気がでます。すらっとした背の高い花瓶に長いまま生けたり、小さな花瓶にちょこんと生けたり。八重咲きのひまわりとのミックスでふんわりとかわいい姿が楽しめます。
長い茎をカットせずにガラスの花器に生けて茎のまっすぐなラインを見せると、涼しげで素敵な夏のインテリアに。
小さな花瓶に小分けに生ければふんわりかわいい花が楽しめます。お気に入りの小瓶にリボンをかけて愛らしい演出に。
若草色のテマリソウやフリルのようなカーネーションとあわせれば素敵な夏のブーケに!プレゼントにも喜ばれます。
市販されているリースを使ってもいいですが、森や公園で拾い集めた木のつるを巻きつけたリースの土台を手作りすれば、ナチュラルで味わいのあるリースができます。お部屋に、小さな森の世界をつくってみましょう。
まずは木の枝や葉、木の実、いろいろな形の素材を集めましょう!
バランスを見ながらリースの上に素材を並べてみます。
配置が決まったらボンドやワイヤーで固定。お好みのリボンをつけて。
お部屋で長く香りを楽しみたい方は、ポプリを作ってみませんか?風通しのいい場所にバラの花を吊るして1週間くらい乾燥させれば、ドライフラワーの出来上がり。ひとひらずつはがしたり、花の形のまま楽しんだり、上質なバラの香りに包まれて、気持ちも落ち着きます。
風通しのいいところでバラを乾燥させます。1週間でドライフラワーの出来上がり。
小さなフラワーベースやバスケット、キャンドルポーチなどお家にあるものを活用。
小鳥やうさぎなど、お気に入りのオーナメントを飾ってみてください!
鮮やかな秋のバラはテーブルフラワーとして華やかでロマンチックな彩を添えてくれます。ワイングラスやガラスのコンポートに飾って賑やかに楽しみましょう。
手のひらサイズの小さな花瓶やグラスに生けて食卓を華やかに彩りましょう。お花を生ける花瓶やグラスは、テーブルに載せるお料理を想定して色を選ぶとまとまりやすくなります。
ヒペリカムなど、木の実と一緒に飾ればぐっと秋らしい演出に。深めの食器にふんだんに生ければ贅沢なテーブルフラワーに!
沢山バラを取り寄せたので、お友達におすそ分けしたい・・・そんな時に役立つラッピングのアイディアを。街中や駅の売店で手に入る英字新聞にバラを包んで、お家にある紐やリボンでしばります。
クリスマス気分を盛り上げてくれるリースやツリー。家族や恋人と過ごす大切なイベントを、ちょっとした工夫でオリジナリティのある演出に。クリスマスまでワクワクしながら楽しみましょう。
雰囲気のあるワインカラーのリースのとなりに、サンタとツリーの置物を飾れば、思わず微笑がこぼれるクリスマスの空間に。エレガントなリースも、こんな風にちょっとした工夫でぐんとクリスマスらしい飾り方ができます。
お友達からのギフトのラッピングで使われていたリボンや、手芸の残りなど、おうちにしまってあるリボンをツリーにからめてみてください。とたんに、楽しげで華やかなクリスマスツリーに変身します。
木の枝やドングリなど自然の素材をたっぷりアレンジしたオータムツリーには森の動物が良く似合います。たとえばこんな風にブリキのトナカイやゴールドのガーランドを絡めればクリスマスの雰囲気に。トナカイの冬支度です。
クリスマスを過ぎると、街はがらりと雰囲気を変え、新年を迎える準備で忙しい時期となります。モダンな柄の布や干支モチーフのかわいい小物を使って、お正月の花飾りを楽しみましょう。
和柄の布や風呂敷で、花器をふんわりと包んだら両脇を結ぶだけで、モダンな和テイストの花飾りの出来上がり!
干支のピックを挿すだけでとってもキュートなお正月飾りに変身!その年ごとの干支を楽しみましょう。
お正月凧ピックで粋なアレンジに。いろいろなモチーフの小物で新年を楽しく飾ろう!