『美女と野獣』の物語でとても大切な役割を担う、ドームに閉じ込められた魔法のバラ。日比谷花壇プロデュースのもと、日本のガラス加工技術を駆使し、ディズニー映画 実写版『美女と野獣』に登場するドームとバラをできる限り再現しました。映画の世界観をそのままお届けいたします。
実写版『美女と野獣』に登場する、美しいレリーフの入ったガラスドーム。初めて全貌を見た時は、本当に見惚れてしまいました。そのドームを日本のガラス加工技術で再現したのが日比谷花壇の「La Rose(ラ・ローズ)」です。この中に入れるバラはやはりそれに見合うものでなければと思い、硝子造形士の穂坂さんに特別なバラを作っていただきました。大きなベル型のドームと繊細な葉のレリーフ、凛と美しい赤いバラ。細部にわたり、こだわりぬいた上質なガラスのフラワーオブジェです。いつまでも美しく輝く「魔法のバラ」をどうぞご堪能ください。 日比谷花壇デザイナー 筧 久美子
大きなガラスドームを制作するのはとても難しい作業。この大きさのガラスを吹ける工房は日本では数ヶ所しかありません。この美しいフォルムと装飾は、「上越クリスタル硝子」の職人さんの技術で作り上げることができました。 ベル型の木型にガラスを吹いて形を作り、飾りは飴細工のように作っていきます。ガラスは1~2分で固まってしまうため、高度な技術を要する作業です。上部にはモールという技法を使うことで、光が屈折してキラキラと輝きを放つイメージ通りの仕上がりに。
ガラスドームの中でも一番のこだわりは、ドーム全体にデザインされたリーフの模様。これを再現するため、ガラスにマスキングを施し、サンドブラストという技法で加工しています。平面にマスキングを施すのは簡単なのですが、この大きな立体のドーム全体に模様をつけるのはとても難しく、マスキングの作業には8時間もかかったとのこと。こだわりの職人さんならではの繊細かつ正確な作業によって、想像以上に美しい仕上がりとなりました。
硝子造形士 穂坂英樹さんの手による、凛とした存在感の儚く美しいバラ。バーナーワークという技法により、繊細でリアルなバラの姿が再現されています。希望通りの曲線や花姿、色のイメージを再現してくださっただけではなく、自然な植物の表情や花色などに穂坂さんの心遣いが感じられる逸品です。バラを立たせるための足の部分についても、より自然に、そして映画のイメージを損なわないで欲しいという無茶な要望にも快く応えていただき、まるで魔法で浮いているような美しいバラに仕上がりました。
明治38年創業、日本で初めて体温計を製作。常にガラス工芸界の先駆者として新技術の開発と職人の育成に努めている。また、皇居新宮殿や帝国ホテルなど日本を代表する建築の照明用ガラスなどを納入。一連の創作活動が評価され、黄綬褒章、卓越技能賞、科学技術長官賞など多くの表彰を受ける。ガラス業界の老舗メーカー。
ガラス細工制作技法のひとつ、バーナーワークで耐熱ガラス(ボロシリケイトガラス)による緻密で繊細、クオリティの高いリアルな造形を得意とする。演劇やアーティストPV用など、こだわりのガラス作品のオーダーを多数こなす。
【商品価格】2,200,000円(本体価格:2,000,000円)
【配送期間】09月30日~12月19日
「美女と野獣」の物語でとても大切な役割を担う、ドームに閉じ込められた魔法のバラ。日比谷花壇プロデュースのもと、日本のガラス加工技術を駆使し、ディズニー映画 実写版「美女と野獣」に登場するドームとバラをできる限り再現しました。映画の世界観をそのままお届けいたします。