ダリア／JA山形おきたま(山形県)

置賜地域で美しいダリアを育むのは、豊かな土壌、綺麗な水と朝晩の寒暖の差。
粘土質の土は、水分や栄養を土に蓄えることができ、秋期早冷な気候がもたらす朝晩の気温差が、ダリアの発色を良くします。

徹底された管理の上に、環境を最大限生かした露地裁倍。そして安定供給を目的としたハウス栽培による高品質なダリアを長期出荷しています。

「いつまでも手がかけられる」と生産者の皆さんは語ります。
作業に没頭し、気付いたら真夜中なんてことも。ダリアへの愛情を感じますね。

大自然がもたらす環境はもちろん、生産者の日々の緻密な手入れが、美しくたくましいダリアを育みます。

ダリアの魅力は色や形、大きさが様々で楽しいところ。
置賜産ダリアの特徴にも品種の多さが挙げられますが、独自品種の生産・販売にも積極的に取り組んでいます。

もともとダリアの栽培は、昭和35年開園、全国一の規模を誇る観光地「川西ダリヤ園」との連携により始まりました。同園では650種、10万本のダリアが栽培され、自然交配による新品種の育種も行っています。

新品種の安定的な生産に向けて、生産者も協力し、一丸となって川西生まれのダリアを発信しようと試行錯誤しています。

川西町にとって、ダリアは「町の花」として愛され、町内各所で栽培されています。私たちが伺った時も、民家の庭にダリアが咲いており、地域に根差した花なのだと実感しました。

「町の花」ダリアの品質を支えているのは、生産者と農協そして行政の一体となった取り組み。
ダリアを長く楽しんで欲しいという思いで、三者が協力し品質管理を徹底、新鮮な状態での出荷ができるよう体制を組んでいます。

鮮度と日持ちに自信アリ！大地と町のみんなに愛される置賜産のダリアを、日々の生活の中で楽しんでください。