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「秋の七草」で季節を感じる

「秋の七草」で季節を感じる

HOW TO DECO -SEVEN HERBS IN AUTUMN-

秋といえば紅葉などを思い出す方も多いと思いますが、実は草花も豊富な時期。
お盆を過ぎたころから咲き始め、秋の訪れを告げる秋の七草は、
万葉集に収録されている山上憶良の歌が由来となって人々に親しまれてきました。
春の七草のように食べるわけではなく、鑑賞して楽しむのが秋の七草の特徴です。

今回は、秋の七草「萩、尾花(ススキ)、葛、ナデシコ、女郎花、藤袴、桔梗」のうち、
お花屋さんで手に入る5種を使って季節を感じる飾り方をご紹介します。

用意するもの

用意するもの

・ススキ:3本
・ナデシコ:5本
・女郎花:4本
・藤袴:7本
・桔梗:5本
・フラワーベース(小瓶):5~10個くらい

ステップ①

ステップ①

どのお花をどんな長さで飾るか考えてそれぞれの花瓶に活けていきます。
今回のように、同じ種類の花を複数の花瓶に分ける場合は、以下の手順で長さを決めるとバランスが取りやすくなります。

・最初に花材ごとの長さを決めます。
(ススキ・オミナエシ=長いまま飾る花、桔梗=中くらいの長さにする花、ナデシコ=短くする花、のように)

・次に同じ花材の中でも花瓶ごとに少しずつ長さを変えて活けます。
(例えば、ナデシコは短いグループの中で長・中・短を作る、女郎花は長めのグループの中で長・短を作る、など)

ステップ②

ステップ②

お花を並べます。
背の順で規則正しく並べるよりも、長いものと短いものを互い違いに不規則に並べる方が空間に奥行き感が出てオシャレに仕上がります。お花の顔が隠れないように、前後左右に動かしてバランスを探ってみてください。

秋の七草で季節を感じるアレンジが完成!

秋の七草で季節を感じるアレンジが完成!

ススキや女郎花などの軽い雰囲気のお花は長く、ナデシコなど印象の強い花は短めにするとキレイに仕上がりますよ。
古来から日本人に愛されてきた秋の七草。野の花のようにナチュラルに飾って、秋の季節感を堪能してください。

コーディネート by シニアデザイナー 福井崇史
福井崇史

ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。
オンライン販売の商品をデザインする他、花文化の啓蒙に努めている。

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