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霜月を「紅葉」で楽しむ

霜月を「紅葉」で楽しむ

ENJOY NOVEMBER WITH AUTUMN COLORS

気候が安定し過ごしやすいため「紅葉狩り」等、行楽に最適な時期である霜月。
旬の植物とともに季節を楽しみましょう。

二十四節気

11/7~11/21頃 立冬(りっとう)
木枯らしが吹き、冬の訪れを感じるころのこと。日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。
11/22~12/6頃 小雪(しょうせつ)
木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始めるころのこと。まだ雪はさほど多くなく、冬の入口にあたります。

紅葉狩り

「紅葉狩り」とは、秋の深まる時期に見ごろを迎える紅葉を鑑賞すること。

元々「狩り」とは、獣などを捕まえる意味で使われていましたが、だんだんと小動物や山に実る食べ物にも使われていき、その後「自然の草花を眺めること」まで広がっていったそうです。

平安時代ごろより、草花を眺めるだけではなく実際に紅葉した木の枝を折って手のひらにのせて鑑賞するという風習が始まったとされ、今では四季豊かな日本ならではの行事として楽しまれています。

全身で感じて楽しむ秋「紅葉」

全身で感じて楽しむ秋「紅葉」

誰しも心打たれる秋の絶景・紅葉の季節。新緑の山々が一転して赤や黄色、
オレンジ色に染まっている様子は息をのむほど美しく、雄大で迫力があります。
渓流や滝、湖とのコントラストは目にも鮮やかで、どこを切り取っても絵になる芸術作品のようです。

この時期、生花店でも紅葉したグリーンや赤く熟した実ものを取り扱うことが多くなりました。
名所へ足を延ばして紅葉を楽しむのも良いですが、ご自宅で気軽に楽しめる「即席紅葉狩り」もおすすめです。
季節のお花を飾るのももちろん楽しいですが、たまに枝ものを飾ってみるとガラッと和の雰囲気に変わって新鮮に感じられますよ。
食卓に秋の味覚を並べれば、五感で季節を堪能できそうです。

季節の移ろいを楽しむ11月

季節の移ろいを楽しむ11月

百人一首でも多くの歌人が和歌に詠んでいるように、紅葉を楽しむ文化は平安時代からと考えられています。
冬に向けて葉を染め、やがて枯れ落ちていく様子にどこかもの悲しさを感じ、人間の情緒を重ね合わせたのでしょう。

行楽として一般化したのは江戸時代からと言われており、旅行を気軽に楽しめるようになった庶民も山へ観光に訪れ、お茶や食べ物を持ち寄って賑やかに紅葉を楽しみました。
平安時代とはまた違った楽しみ方ですが、この季節だけの刹那的な美しさに魅了されるのは、いつの時代も変わらないのかもしれませんね。

この時期、全国で次々と紅葉が見頃を迎えています。
ぜひこの時しか見ることのできない、自然の芸術を楽しみましょう。

季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
岡埜栄泉総本家 いろがみ

紅葉の時期ならではのもみじがモチーフの和菓子「照り葉」と、小さな実をつける足元の草花に訪れたささやかな秋を表現された和菓子「草もみじ」を合わせました。

撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami

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