• こんにちはゲストさま
弥生を「桃」で楽しむ

弥生を「桃」で楽しむ

ENJOY MARCH WITH PEACH BLOSSOM

気温も徐々に暖かくなり、草木が芽吹く時期である弥生。
旬のお花とともに季節を楽しみましょう。

二十四節気

3/5~3/19頃 啓蟄(けいちつ)
暖かな陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころ。庭先や公園では、様々な植物の目覚めを感じはじめます。
3/20~4/3頃 春分(しゅんぶん)
太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。昼と夜がほぼ同じ長さになり、大きな節目のひとつとなっています。

3月3日 ひな祭り

女の子の幸せを願い、ひな人形を飾る「ひな祭り」。
元々は中国の「上巳節」という水辺で穢れを払う風習が日本に伝わったのが始まりとされています。
日本では人形(ひとがた)を自分の身代わりとして水に流して穢れを払う「禊」として広まりました。
現在でも一部地域で行われている「流し雛」はその名残といわれています。

桃が咲く季節であることから「桃の節句」とも呼ばれており、神聖な木であると考えられていたことから好んで飾られるようになりました。

古来より人々の文化に根付く「桃」

古来より人々の文化に根付く「桃」

中国原産の桃の歴史は古く、紀元前より存在していたといわれています。
古より神聖なものと考えられており、その考えは西遊記や桃太郎の物語でも垣間見ることが出来ます。
日本にも神聖な力をもつ植物として伝わり、上巳の節句・ひな祭りでも桃の花が飾られるようになりました。

上巳の節句は別名「桃の節句」とも言われていますが、桃の花は3月下旬ごろより見頃を迎えます。 同じく春に咲く桜とよく似ていますが、「桃」は幹に斑点模様があり白っぽく、枝から直接咲き、花弁の先がとがって割れていないのが特徴です。
一方で「桜」は幹に縞模様とつやがあり、枝からこぼれるように咲き、花弁の先が割れているのが特徴です。

ぜひこの時期ならではの春を彩る花々を、見比べて楽しんでください。

新しい命の芽吹きを感じる3月

新しい命の芽吹きを感じる3月

3月の和名「弥生」は「木草弥生い茂る」、つまり「草木が生い茂る」という意味から来ています。
徐々に気温が暖かくなり、草木が芽吹く季節となりました。春の花も次々と咲き開き、景色も色鮮やかになっていきます。
心も自然とわくわくしてきますね。

しかし、3月と言えば送別シーズンでもあります。
卒業や異動・退職などで春から環境が変わる方も多いのではないでしょうか。
大切な方とのお別れは悲しいものではありますが、別れがあれば新しい出会いもあります。
自然界でも新しい命が次々と誕生しているように、新しい出会いや出来事に希望を抱いて暖かい春を迎える準備をしましょう。

季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
岡埜栄泉総本家 いろがみ

桃の節句といえば「お雛様」。
可愛らしい女雛と男雛をそれぞれ練り切りで表現した和菓子を、シンプルに桃に合わせて「大人のひな祭り」を祝うのも素敵ですよ。

撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami

  • お花の定額制アプリ
  • 季節のお花が毎月届く定額制サービス「ハナノヒ365days」
  • バイヤーおまかせ「フレッシュ便」
  • お花の初心者でも安心! #花と素敵なおうち時間 入門編
  • プライバシーマーク