花冠（フラワークラウン）は手作りできる！簡単な花冠の作り方

結婚式や記念写真、子供の発表会でよく使用される花冠（フラワークラウン）は、かぶるだけでかわいらしさや女性らしい雰囲気を出すことができます。最近は記念日などの特別なシーンだけではなく、日常のヘアアクセサリーとして取り入れる方も多く見られます。 流行に伴い、アクセサリーショップや雑貨店でもフラワークラウンを取り扱うことが増えましたが、フラワークラウンは特別な道具や技術を使用しなくても簡単に作ることができます。今回は、フラワークラウンを手軽に作れる、簡単な花冠の作り方についてご紹介します。

花冠（フラワークラウン）の材料

フラワークラウン制作には、以下の材料・用具を用意します。

・ワイヤー
・キリ
・はさみ
・フローラテープ
・ペンチ
・好みの造花
・リボン

フラワークラウンの材料は手芸店や花屋で購入できます。造花の質が仕上がりを左右するため、フラワークラウンをつける場所やシチュエーションに応じて、造花を選びましょう。造花の価格には幅がありますが、上等な造花を選ぶことにより、ワンランク上のフラワークラウンを作ることができます。

花冠（フラワークラウン）の作り方

以下の手順に従い、フラワークラウンを作ります。

1. 約20cmのワイヤーを、取り付けたい花の数と同じ数だけペンチで切り出します。

2. 造花の茎と花の部分を切り離し、花部分の根元にキリで穴を開け、切り出しておいたワイヤーを通します。ワイヤーの中央部に花が来るようにし、ワイヤーを半分に折り曲げ、2本のワイヤーをねじって1本の茎にします。

3. ワイヤーに刺さった花の根元からフローラテープを巻き始め、茎に見えるようにねじったワイヤー部分にも巻き進めます。フローラテープは伸縮性を持つため、たるまないように伸ばしながら貼り付けてください。ここまでの作業を全ての花に行います。

4. バランスを確認しながら花をフローラテープで1本1本つなぎ、リボンを付けて完成です。

もともと茎の部分にワイヤーが入っている造花の場合は、そのままつなぐだけでフラワークラウンが完成します。

アレンジで上品なフラワークラウンに

上記の方法では、花でいっぱいの豪華なフラワークラウンを作ることができます。シンプルなフラワークラウンを作る場合は、腕の長さに切った太めのワイヤーを輪にしてフローラテープ巻き、土台にする方法がおすすめです。この方法は造花が少なくて済むため、ナチュラルな印象のフラワークラウンが完成します。
ダリアの花１つでも、アイビーなどのツタ植物を絡ませることにより、カジュアルでおしゃれなフワラークラウンを作ることが可能です。レースなどのアクセサリーを用いて、より華やかに仕上げることもできます。また、清楚な印象を演出したい場合は使用する花の色を白に揃えましょう。上品なイメージを演出したい場合は寒色の花を選ぶことをおすすめします。

フラワークラウンはプリザーブドフラワーや生花でも作ることができますが、素材が繊細なため、細かく丁寧な作業が必要です。生花の場合は時間が経つとしおれてしまうため、フラワークラウンをつける当日に作るよう気を付けましょう。
プリザーブドフラワーや生花を使用したフラワークラウンは、造花より難易度は上がるものの、仕上がりがとても鮮やかです。結婚式など、人前に出るイベントの際にぜひ挑戦してください。

おわりに

花冠（フラワークラウン）はどなたでも手軽に制作することができます。特別な日に限らず、たくさんの造花を囲んで、家族や友人とフラワークラウンを作ることもおすすめです。ぜひお気に入りの花を使用して、世界に1つだけのフラワークラウンを作ってみてください。

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