夏祭り・花火大会は浴衣デート♪浴衣に合う造花髪飾りの作り方

夏には、夏祭りに花火大会などさまざまなイベントが開催されます。そのようなイベントで浴衣デートをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。気合いを入れて浴衣を着るときは、浴衣そのものだけでなく髪飾りにまで気を配りたいものです。しかし、好みに合う和装用の髪飾りがなかなか見つからないこともあるでしょう。そこで、造花を使用して手軽に髪飾りを作る方法をご紹介します。

用意するもの

今回は、大きめの造花1輪で作るシンプルな髪飾りの作り方をご紹介します。
まずは、以下のものを用意しましょう。

・大きめの造花…1輪
・ビニールコーティングの細いワイヤー…20cmほど
・大きめのパールビーズ…1個
・鉄製のヘアコーム（幅5cmほど）…1個
・ペンチ…1本

造花は手芸店や100円ショップなどで購入できます。市販の和装用髪飾りは牡丹や菊、ガーベラが多いですが、浴衣の色や柄、好みに合わせた造花を探しましょう。牡丹や菊、ガーベラの他には、ラナンキュラスやバラ、ヒマワリなどの花が人気です。

造花髪飾り作り方

1. まず花と茎の境目をカットし、花びらと茎の部分に分けます。
2. 花の芯の部分から花びらを外します。この際、元の花の形がわかるように重ねておいてください。
3. ワイヤーにビーズを通し、ビーズが取れないよう2cmほどねじります。
4. 花と茎に分けた際にできる短い芯に、花びらを通します。最後に外した花びらから順番に通しましょう。花びらの枚数は好みで調整してください。
5. 花びらを通し終えたら、ビーズを付けておいたワイヤーを芯の中心に通します。芯の中央が空洞ではない場合は、芯は使わずに直接ワイヤーに花びらを通しましょう。
6. 花の後ろに出てきたワイヤーで花をコームに固定すれば完成です。

作った髪飾りをより華やかにしたい場合

完成した髪飾りが物足りないと感じる場合は、ラメの入ったマニキュアを花びらの先に塗ってみましょう。手軽にかわいらしさを増すことができます。また、ガーベラなど中央が広く開く花は、より大きめのパールビーズをあしらうと一層華やかになります。他にも、パールビーズや好きな色のビーズを通した糸をコームの端に取り付けることもおすすめです。タッセルや細いチェーン、小さな花を通した糸などを取り付けても良いでしょう。大きな花の下からビーズやタッセルなどがゆらめき、より華やかになります。

今回は大きめの造花1輪で髪飾りを作る方法をご紹介しましたが、小ぶりの花をいくつか1列に並べてコームに取り付ける方法もあります。造花髪飾りを作ることは、一見難しく思えるかもしれません。しかし、丁寧に作業すれば、とても簡単にかわいい髪飾りを作ることができます。髪飾りを身に付けたその姿に思わず見とれてしまうような、素敵な髪飾りを作ってください。

髪飾りはどのように付ける？

大きめの造花1輪で作った髪飾りを付ける際は、位置に気を付けましょう。頭のてっぺんに近ければ近いほど子供っぽい印象を与えてしまいます。髪をすっきりとまとめ、耳の後ろに少し下向きにして付けることにより、華やかな中にも大人っぽさを演出できるでしょう。また、ロングヘアーやセミロングヘアーの方が髪をまとめずに髪飾りを付けると、暑苦しくくどい印象になってしまいがちです。髪飾りを美しく見せるためにも、髪が長い方はできるだけ髪をまとめましょう。

おわりに

なかなかイメージ通りの髪飾りが見つからないと悩んでいる方は、今回ご紹介した方法を参考に自分好みの髪飾りを作ってみてください。手作りの髪飾りをお気に入りの浴衣と合わせ、去年とは一味違った浴衣姿を浴衣デートの相手に披露しましょう。