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※2020年11月16日(月)よりパスポートの内容が一部改定となります。ご了承くださいませ。 ※このコンテンツは、株式会社クラシコムが運営するWEBサイト「北欧、暮らしの道具店」に掲載いただいた記事を先方の許可を得て転載しています。 【花をもっと身近に】1日1本、お店で受け取る。花が“日常”になる新習慣 ライター 嶌陽子

1日1本、お店で受け取る。花が“日常”になる新習慣

家にいつも花がある。そんな暮らしに憧れます。

生花を飾るだけで部屋がぱっと明るくなる。目に入るたびに「ああ、いいなあ」と理屈抜きに気持ちが和む。たとえ一本でも、その力は偉大です。

でも、花屋さんで花を包んでもらったりするのに時間がかかりそう。どんな花を選べばいいか分からない。いろいろな壁が立ちふさがり、帰り道に花屋さんを見てもつい通り過ぎてしまっていました。

そんな悩みを解消してくれそうなサービスが、「ハナノヒ」という定額制アプリ。

スマートフォンで専用アプリを無料ダウンロード。アプリ上でプランを購入し、実施店舗でQRコードを読み込むだけで、毎月決まった分お花を受け取れるのです。

このアプリを使い始めて2ヶ月。「これがなくなったら困る!」と言うまでに惚れ込んでいる文筆家・大平一枝(おおだいら・かずえ)さんの声をお届けします。

毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常

毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常
毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常 ▲現在、実施店舗は全国で約100店舗。アプリの店舗検索で探せる。

「自分の生活に加わった新しい習慣ですね。すごく楽しいから、周りの友達にも勧めています。もう10人以上には勧めたかも」 そう話すのは、「北欧、暮らしの道具店」で連載しているエッセイも人気の文筆家、大平一枝さん。現在、夫と大学生の娘と3人で暮らしています。

それぞれ1,187円、3,987円、8,787円、15,878円(すべて税別)の4つのプランからなる「ハナノヒ」。そのうち、大平さんが利用しているのは「イイハナ」プラン。月額1,187円で、毎日店頭で数種類の花の中から1本選べるというプランです。

大平さん:

「知り合いがこのプランを利用しているのをインスタグラムで見て『いいな』と思っていたところ、自宅の最寄駅にある花屋さんで実施していることを知って、すぐに始めました。

それまでは、もっと日常的に花を楽しみたいと思いつつ、花屋さんへの遠慮みたいなものがあって。たった1本のために忙しい店員さんに手間を取らせたら悪いと思ってたんです。

それが今は気兼ねせずに1本もらえるのが嬉しいし、『月1,187円で、こんな立派な花をもらってしまっていいの!?』って心配になるくらいお得感があります。

華やかな色の花をもらう日もあれば、枝ものやグリーンをもらう日もあって。今日はどんな1本と出合えるかなって毎日ワクワクしています」

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲毎日1本受け取れるので、花も少しずつ増えていきます。それぞれ一輪挿しに生けて、一ヶ所に集めて飾っても素敵
毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常

毎日受け取る花を自宅のあちこちに飾って楽しんでいる大平さん。

大平さん:

「自分が前から好きだった花をもらう日も嬉しいですけど、全く知らない新しい花に出合うのも、すごく新鮮で楽しいです」

リビングの棚の上や、家族や来客が頻繁に横を通るキッチンカウンターの上は定番の置き場所。インテリアと馴染みつつ、目を和ませてくれます。

大平さん:

「花を飾るだけで、見慣れているはずの空間が急に新鮮に感じられるんです。仕事や家事で疲れていても、家の中で花を見ると元気が出る。シンクのそばにも置いて、台所仕事の合間も楽しんでいます」

毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常
毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常

原稿を書く仕事部屋にも、今や花は欠かせない存在。パソコンやプリンターなど、黒くて無機質な機器が多い中に、なるべく鮮やかな色味の花を飾っているそうです。

大平さん:

「原稿を執筆している途中、ふと目に入るとすごくほっとしますね。原稿書きの合間に花を生け直したりするのも、いい気分転換になっています」

毎日1本受け取るうちに溜まっていく花とグリーンを合わせて短く切り、ひとつの花器にさすことも。洗面所も一気に華やぎます。

毎日、店頭で一本。「イイハナ」プランで変わった大平一枝さんの日常

「イイハナ」プランを始めて2ヶ月。暮らしは確実に変わったと大平さんは話します。

大平さん:

「心地よい時間が増えました! この前、娘に『ママ、最近疲れたって言わなくなったね』って言われたんです。確かに、以前は取材から帰ってくるとリビングのソファにバタッと倒れ込んで『疲れた?』って言っていました。

でも今は帰りに受け取った花を手に、ウキウキしながら家路につく。早く花を生けたいから、ソファに倒れこむ暇もなくキッチンに立つんです。

1日家で原稿を書く日も、以前は夕方になったら『これから休む暇もなく夕食の支度か……』と憂鬱な気分になっていたのが、最近は『これを書き終えたらお店に花を受け取りに行こう!』って思うから頑張れるんです。

1輪の花にこんなに癒されるなんて、自分でも想像していなかったほど。私にとっては毎日の大きなご褒美になっています」

空き瓶、おちょこ、グラス……。暮らしの道具を花器に

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲小ぶりの鉄瓶やジャムの空き瓶に茎を短くした花を生けて。「今まであまり目が向かなかった脇役的な花も、飾り方次第で主役になると知ったのは嬉しい発見でした」
毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲以前買ったミネラルウォーターの空き瓶も花器として大活躍
毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲キッチンにある棚の最上段、すぐ手に取れるところに空き瓶などの花器を並べている

花を受け取っても、どんな花器にどうやって生けたらいいのか分からない。そんな心配は、大平さんも最初は感じていたといいます。

大平さん:

「インスタグラムで “#ハナノヒ” で検索してみたら、ジャムの瓶とかコップとかに生けている人もいるんですよね。

そうか、わざわざ花器をたくさん揃えなくても、暮らしの道具に生ければいいんだと分かって。それ以来、今まで処分していたような空き瓶なんかも『花器に使えるかな』という視点で見るようになりました。

1輪だから、家にある身近な道具にも生けやすいんですよね」

「我が家ではこんなのを使ってるの」と見せてくれたのが、ジャムやミネラルウォーターの空き瓶、古い徳利、マスタードの容器、使わなくなった鉄瓶などなど。

大平さん:

「前は戸棚にしまい込んでいた花器を、いつでも目に入る場所に置くようになりました。ハナノヒのおかげで花との距離が近くなったという実感があります」

家で育てているポトスの葉を少し切って、花と一緒に100円ショップで買ったシャンパングラスに生けることも。

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった
毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲1本の花からたくさん枝分かれしているものは、切り分けて生けているそう
大平さん:

「茎が長いものは最初から短く切って生けてもいいし、日持ちさせるために茎をどんどん短くしていって、最後は花の部分だけお皿に浮かべてもいい。

インスタグラムを参考にしたり、続けるうちに自分で思いついたりしながら飾り方を楽しんでいます」

暮らしのリズムを整える、毎日の花屋さん通い

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった ▲1日1本なら、全国のどの実施店舗でも受け取れる

「イイハナ」プランの魅力は、家に花があることだけではないと話す大平さん。

大平さん:

「今日も花をもらいに行こうと出かけるところからもう楽しみが始まっているんです。
お店に行って、アプリでQRコードを読み込んで、お花を専用の袋に入れてもらう。1~2分ですむのですごく手軽です。

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった
毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった
大平さん:

「そんな中でもスタッフの人とのちょっとした会話があって、それも楽しみのひとつ。その日のお花の名前を教えてもらうくらいなんですが、お店の人と顔の見える関係になったのが嬉しいです。

花屋さんに行くことが、ちょっと立ち止まって生活を見直すことにもつながるんですよね。たとえば花を受け取ったあと、『そういえばパンを切らしていたから買っていこう』って。
これまではパンや牛乳を切らしてから慌てて買いに走っていた。この習慣ができてから、生活に新しいリズムが生まれて、身の回りを見直すゆとりが生まれた気がします」

1本を入り口に始めたい、“花のある日常”

毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった

花のある暮らしについて、生き生きと楽しそうに語ってくれた大平さん。聞いているだけで、こちらも元気になってきました。

印象的だったのが、暮らしの道具を花器にしてみたり、仕事の合間に花の手入れをするのが楽しく、大きな気分転換になるという話。

“花のある日常”の喜びとは、単に花が目を和ませてくれることだけでなく、花屋さんに通ったり、毎日少しだけ手をかけたりといったことも含む、もっと暮らしに根付いたものなのかもしれません。

目が喜ぶだけでなく、気持ちにもゆとりができて、毎日がもっと満たされる。花にそんな力があるなら、ハレの日だけのものにしておくのはあまりにもったいない。

1日1本。手軽に利用できる「イイハナ」プランなら、花や花屋さんとの距離がこれまでよりぐっと近くなりそうです。

【撮影】佐々木孝憲

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毎日花を受け取るようになって、「疲れた」を口にしなくなった
文筆家 大平一枝

長野県生まれ。編集プロダクションを経て1995年独立。著書に『東京の台所』『男と女の台所』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『届かなかった手紙』(角川書店)、『あの人の宝物』(誠文堂新光社)、『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』(大和書房)ほか。『東京の台所』(朝日新聞デジタル&w),『そこに定食屋があるかぎり。』(ケイクス)連載中。一男(24歳)一女(20歳)の母。

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