お正月に花を飾る意味

正月飾りや共に飾られる花や植物には、縁起が良いとされる意味があるものが使用されています。正月飾りの意味も理解した上で飾り付けをすることにより、年神様を迎えるという本来の意義を感じながら、お正月を迎えることができるでしょう。

お正月に飾りたい、縁起の良いお花

松

常緑樹で1年中青いため「永遠の命」の象徴です。
また、松の中には樹齢数千年というものもあり、不老長寿と結びつけられるため、縁起が良いとされています。

竹

寒い冬にも葉を落とさずに青々としています。
その上、強風や嵐の中でも折れないたたずまいや、曲がらずに真っすぐ成長する姿から、「誠実な心」や「強い志」などの象徴です。

梅

早春に他の花に先駆けて咲くため、「出世」「開運」の象徴です。
また、厳しい寒さの中でも清らかな花を咲かせ、芳香を漂わせることから縁起の良いものとされます。

菊（マム）

古来より邪気を払い長寿の効能があるとされ、日本の国花でもあります。

葉牡丹

古来より邪気を払い長寿の効能があるとされ、日本の国花でもあります。

南天

「難を転ずる」から「南天」という意味が縁起の良い木とされ、元来、人々に愛されてきました。

クリスマスに飾る素材の意味

リース

花言葉は「永遠」「繁栄」。
ヨーロッパでは幸運のお守りとしても用いられます。
リースに想いを込めて飾り付けましょう。

もみの木

もみの木に神様への贈り物をささげたことが始まりとされています。
そこから「永遠の象徴」の意味があります。

ポインセチア
（赤）

語源は、メキシコ公使の名前から。花言葉は「聖夜」「幸運」。
色によって花言葉が違うので、想いに合わせて飾りたいですね。

クリスマスにぴったりなお花の花言葉

ポインセチア

定番の赤いポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」など。クリスマスにぴったりの、胸の高鳴りや幸福感を表した花言葉ですね。

バラ

クリスマスカラーの赤いバラの花言葉は「愛情」「あなたを愛します」「熱烈な恋」「美」など。
プロポーズなどロマンチックなシーンにもピッタリな花言葉です。

ヒイラギ

花言葉は「用心深さ」「先見の明」「保護」など。甘い香りに誘われてヒイラギに近づいても、葉っぱのトゲでむやみに近づくことができないことからつけられたといわれています。刺々しい見た目から、古くから魔除けとして飾られてきました。

門松・しめ縄

お正月には年神様が各家を回るといわれています。年神様が家を見付けやすいように、家の目印として松の飾りを立てたことが門松の始まりです。また、しめ縄を張る行為には「なわばり」「結界を張る」という意味があります。神社で、神木などにしめ縄が張られている光景をよく目にするかもしれません。神社のしめ縄は、魔よけの意味があり、神域と俗世を区別する境界線です。そして一般家庭でも、お正月には年神様が訪れやすいように、門松と共にしめ縄を飾ることが慣習となりました。

また、ポインセチアには、「バーガンディ」「プリンセチア」「シャンペンパンチ」などさまざまな種類があります。

飾る時期・外す時期

門松やしめ縄などの正月飾りは、12月28日までに飾ることが一般的です。29日～31日は、それぞれ縁起が悪いとされる理由があります。29日は、発音した際に「二重苦」になるため縁起が良くありません。また、大みそかである31日に飾ることを「一夜飾り」と呼び、縁起が悪いとされています。30日は旧暦の大みそかにあたるため、一夜飾りと見なすこともあるようです。

どうしても28日までに飾ることができない場合は、30日が適しているといわれています。間違った時期の正月飾りは、年神様に対して失礼にあたるため、飾る時期にも気を付けましょう。地域により異なりますが、一般的には1月7日までが「松の内」といわれ、松の内が終わるまでは正月飾りは飾ったままにします。外した正月飾りや正月花は、近くの神社へ納める、どんど焼きで焼くなどが理想です。奉納やどんど焼きができない場合は塩で清め、新聞紙などに丁寧に包み、ごみとして捨ててください。

ヒイラギ・ポインセチア
について

ヒイラギはモクセイ科の常緑植物で、株が大きくなると香のよい花を付けます。 直射日光を好まないので、排水のよい明るい半日陰に植え付けるとよいでしょう。 ヒイラギは昔から魔除けとして鬼門や戸口の近くに植え付けます。ここから侵入を防ぐ目的のためです。

ポインセチアは、メキシコなどの中南米が原産地である、トウダイグサ科の植物です。 ポインセチアという名前は、アメリカの初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前に由来しています。ポインセット氏は、メキシコで自生していたポインセチアを見つけ、帰国の際にアメリカに持ち帰り普及させました。ポインセチアが日本に伝わったのは、明治時代です。和名は「猩々木（しょうじょうぼく）」とされていましたが、今日では日本でも和名はほとんど使用されていません。

また、ポインセチアには、「バーガンディ」「プリンセチア」「シャンペンパンチ」などさまざまな種類があります。

ポインセチアの花言葉と
クリスマスに飾る意味

ポインセチアには、「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」などの花言葉があります。
クリスマスにぴったりの、胸の高鳴りや幸福感を表した花言葉だといえるでしょう。
ただし、これらは定番の赤いポインセチアが持つ花言葉です。
ポインセチアの花言葉は、色によって異なります。
ピンクのポインセチアは「思いやり」や「清純」、白のポインセチアは「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」の花言葉を持ちます。用途や贈る相手に合わせて、適した花言葉を持つ色のポインセチアを選びましょう。
「私の心は燃えている」という花言葉を持つ赤いポインセチアは、情熱的な告白にぴったりです。
さまざまな色のポインセチアを組み合わせて贈っても良いかもしれません。

年賀状とは？

意外と知らない年賀状の起源は、なんと奈良時代にまで遡ります。
日頃お世話になっている方に感謝の気持ちと、新年のお祝いの言葉、そして今後も変わらないお付き合いを依願する挨拶状を贈ります。

もし「喪中はがき」が届いたときは、喪中見舞いにお花や線香を贈って 気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。

花年賀

お年賀としてお花を贈る『花年賀』。
もともとのお年賀とは、平安時代から明治時代にかけて、
年始の挨拶に家々を直接回ることでした。
年賀状は、この挨拶回りの慣習を書状として簡略化したものです。
元日のご挨拶をお花に託してはいかがでしょうか。

リースに使われているヒイラギの花言葉

ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「先見の明」「保護」。
ヒイラギの花は同じモクセイ属であるキンモクセイに似た甘い香りを持っています。
これに対し、葉にはトゲがありむやみに近づいたり触ることが難しい様子から、「用心深さ」という花言葉がついたそうです。
また、その葉のトゲが魔除けになるといわれていることから「保護」という花言葉がついたといわれています。

クリスマスアドベントスタート！

Advent(＝待降祭)は、キリスト教徒にとって特別な期間。
イエス・キリストの降誕を待ち望み、クリスマスの4週間前の日曜日から毎週1本ずつキャンドルを灯していきます。

これにちなみ、おうちの中もクリスマスの4週間前から飾りつけすることをおすすめします♪
楽しいイベントはあっという間に過ぎてしまうので、少し早いかも？と思うぐらいでちょうどいいかもしれません。
早めに飾りつけをして、長く楽しみたいですね。

家族の日（11月20日）

子どもを家族が育み、その家族を地域社会が支えることの大切さを考えるきっかけとなることを目的として、
平成19年度から11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と、内閣府により定められました。
「11（いい）23（ファミリー）」の語呂合わせなどから、11月23日(勤労感謝の日)を軸に調整を行われていたそうですが、11月第3日曜日に決定となったようです。
これにちなんで、家族とゆっくり食事などをして、楽しくクリスマスウィークを過ごしたいですね。

クリスマスにおすすめのお花と花言葉

ポインセチア

定番の赤いポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」など。クリスマスにぴったりの、胸の高鳴りや幸福感を表した花言葉ですね。

バラ

クリスマスカラーの赤いバラの花言葉は「愛情」「あなたを愛します」「熱烈な恋」「美」など。プロポーズなどロマンチックなシーンにもピッタリな花言葉です。

クリスマス
ローズ

花言葉は「私の不安を和らげて」「私を忘れないで」「いたわり」「慰め」「追憶」など。少し切ない花言葉ですが、うつむきがちに可憐に咲く花姿にも重なる想いが込められています。

クリスマス
リース

輪の形をしているリースには、はじめと終わりが無いことから「永遠」という意味が込められています。また、常緑樹やリンゴや松かさなどを使うことから「豊作祈願」、ヒイラギには「魔除け」の意味あることから、家の中を守る厄除けと永遠の幸福を願って玄関などに飾ります。

シクラメン

花言葉は「はにかみ」「内気」など。また花の色によっても異なり、ピンクは「あこがれ」、白は「清純」などの花言葉があります。下向きに咲くシクラメンの花が、恥じらっているように見えることに由来します。

縁結びの日（11月5日）

神々が出雲に集まり、結婚・恋愛・健康などさまざまな“縁”について会議が行われるとされている出雲地方では、旧暦の10月を神在月と呼びます。
そこで、この時期にあたる11月5日の語呂合わせ「11(いい)」と「5(ご縁)」から「縁結びの日」が制定されました。
この日に贈り物をすることで、お世話になった方への感謝の気持ちがより一層伝わるかもしれませんね。

お歳暮におすすめのお花と花言葉

胡蝶蘭

花言葉は「幸せが飛んでくる」。
アマビリスという原種の蝶が飛び回るような姿を見て、台湾で「胡蝶蘭」と呼ばれたのがきっかけとなり、日本でもその名前で親しまれています。