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お花見でよく見かける桜の名前は?日本の桜の種類と見分け方

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公園でお花見

春が近づき暖かくなってくると、桜の開花情報が各メディアの話題に上がります。桜の開花が始まるとお花見を企画したり、卒業や入学など人生の節目を感じたりします。古来より桜は穀物の神が宿るものと大切にされてきた、日本を象徴する馴染み深い植物です。しかし、意外と桜の種類を知らない方も多いのではないでしょうか。ここでは、桜の簡単な知識と、お花見でよく見かける桜の種類と見分け方をご紹介します。

桜の基礎知識

ソメイヨシノ

桜は「バラ科サクラ亜科サクラ属」の落葉樹で、ウメやモモもサクラ属の仲間です。ヒマラヤを原産とし、アジアを中心に北半球に広く分布していますが、特に日本列島に集中しています。実はお花見で見る桜は、ほとんどがソメイヨシノです。従って、「桜前線」や「開花宣言」などの指標となる桜は、ソメイヨシノを指すことが多いです。ソメイヨシノの桜前線は1月下旬から約4ヶ月にわたり日本列島を縦断します。日本では固有種、交配種合わせて600種類もの桜が確認されています。桜の分類は複雑ですが、一般的には山野に自生する野生の「山桜」、品種改良された「里桜」と「一重の里桜」に分けることができます。

野生の山桜

野生の山桜

山桜は古くから山に自生している桜です。昔のお花見とは山桜を見に行くことでした。基本種は9種ですが、基本種から変性した自生種が100種類程度あります。 代表的な名所である奈良県の「吉野の桜」には、シロヤマザクラを中心に約200種3万本が植えられています。長野県の「陸郷の山桜」は野鳥がまいた種でできた自然の景観で、桜は4,000本生えていると言われています。

野生の山桜の中でも「ヤマザクラ」は代名詞となっており、東北地方南部から九州にかけて広く分布しています。ヤマザクラの特徴は、葉芽と花芽が同時に開くことです。花の色は白から淡い紅紫色などで、花びらは先が2つに浅く裂けた5枚になります。葉はギザギザの細長い楕円形で、先が細く長く伸びており若葉は赤味を帯びることが多いです。ヤマザクラは同じ地域にあってもそれぞれ個体差があり、開花時期に一週間程度ずれがあるため、長期間にわたってお花見を楽しむことができます。昔の人は長期間に散発的にお花見を楽しみ、ヤマザクラを題材に多くの和歌を詠みました。ヤマザクラは長寿な種で、樹齢500年を超えることもあります。

品種改良された桜

八重咲き桜

【里桜】

桜の品種改良は平安時代から行われていたと考えられています。山桜をもとに園芸用に品種改良された桜が里桜です。里桜は、花びらの数を増やしたヤエザクラや、枝を垂らしたシダレザクラ、秋に咲くジュウガツザクラが有名です。ヤエザクラは花びらが重なって咲く里桜の総称です。カンザンやヤエベニシダレという品種をよく見かけます。全体的にヤマザクラやソメイヨシノより開花時期が1週間から2週間ほど遅いです。花は大きめで白色から濃い紅紫色まで多様な色彩を持ち、花びらが10~50枚ほど重なりふんわりと丸く豪華な印象を受けます。

枝が長く柔らかいシダレザクラは、エドヒガンの園芸品種です。シダレザクラの有名な品種には、ヤエベニシダレやベニシダレがあります。開花時期は3月下旬から4月にかけてと少し早めで、白色から紅色の花が咲いた後に葉が生えます。シダレザクラは「京都府の花」に指定されている品種です。京都には、平安神宮や醍醐寺など桜の名所が多数あります。天然記念物に指定されている福島県の三春滝桜は推定樹齢が1,000年を超えており、シダレザクラはとても丈夫で長寿の桜と言われています。

【一重の里桜】

一重の里桜は、オオシマザクラとエドヒガンの雑種であるソメイヨシノが代表です。現状、全国の桜の約80%がソメイヨシノと言われています。ソメイヨシノは江戸時代末に江戸染井村の植木屋が吉野桜と名付けて売り出した品種で、明治以降に河川敷や学校の校門近くに多く植えられました。 花びらは楕円形で一重となり、花柄は長く伸びることが特徴です。咲き始めは淡紅色ですが、満開になると白色に近づき、花が散った後に葉が生えます。柄には毛が生えており、葉はギザギザです。成長が早く、若木から花を付け、高さ5メートルから15メートルまで成長します。 ソメイヨシノは、野生の桜とは異なり自然に増えることができません。全国のソメイヨシノは観賞用として交配した一本の原木をもとに、接ぎ木もしくは挿し木によって増やされました。つまり遺伝子が同じため、条件がそろった場所では一斉に開花します。青森県の弘前公園にある推定樹齢130年以上のソメイヨシノが 「日本最古のソメイヨシノ」と言われ、1882年に弘前城に最初に植えられた1,000本のうちの1本と言われています。

おわりに

いかがだったでしょうか。これからはお花見のついでに花の種類や色を気にしてみることも楽しいかもしれません。これからはお花見のついでに花の種類や色を気にしてみることも楽しいかもしれません。

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