産地紹介④
山形県山形市 「山形の気候を生かしたバラ生産」
2024.04.15
今年、母の日のフラワーギフトは、どんなお花を贈ろうかと悩んでいませんか？
日比谷花壇オンラインショップでは、産地にこだわったお花を取り揃えています！
今回は、バラの生産地である山形県山形市の産地をご紹介します。
＜商品をみる＞
バラ栽培を始めたきっかけ
この農園について教えてください。
「父がバラの栽培を始めたんです。私は一昨年の10月に代表を交代し2代目です。
バラの産地といえば南の方の愛知や静岡がメインだと思いますが、やはり夏が暑すぎることもあり、きちんと温度が下がってくる山形で夏バラの産地としてのすみ分けができているのではと思います。
夏にしっかり気温がさがることでバラのクオリティが高くなり、山形県自体は全国の生産量は4位、5位くらいで意外とこの周辺は多いんですよ。」（秋葉さん）
生産のこだわり、品種などを伺いました
生産しているお花のラインナップ、特徴などを教えてください。
「バラがメインです。あとは、紫陽花とクリスマスローズ、ウィンターベリーを栽培してます。
うちのバラは健やかに育つような環境づくりにとても注力しております。
綺麗なバラ、長持ちするバラを作るためには、植物に負担がかかる、自分が思うようなベストな花にはできない。植物が欲するものを与え全体的にベースアップし、環境を良くするということを心がけています。」（秋葉さん）
秋葉さんのこだわりなどあれば教えてください。
「水・肥料・天気・湿度・温度・品種。植物は繊細でちょっとしたことがストレスになるので急激な変動がないように心がけています。
バラの心地いい状態を見極めるのが難しいですね、、。最終的にアナログですが、自分の目で状態を確かめながら微調整をしています。」（秋葉さん）
「植物の成長過程が健やかであればあるほど花持ちがよく、糖をしっかり蓄えられて咲ききる花を出荷できると考えています。例えば、夏場は冷房をいっぱい入れれば大きくていい花は作れます。
ただそれをすると花に健やかさがなくなったり収支があわなかったり花の魅力、ニーズと経営のバランスのトータルを考えながら経営しています。」（秋葉さん）
日比谷花壇で取扱う商品の特長について
日比谷花壇の商品に使わせていただいている花（商品）の特長、魅力をお聞かせください。
「ヘリオスロマンチカはしっかりした花弁を持っていてとても花持ちがいいです。5月は日差しが強く温度が高くなりすぎない1番いい時期のバラです。華やかで豊かな香りのオレンジローズは母の日のプレゼントにぴったりのお花です。喜んでいただけると嬉しいですね。」（秋葉さん）
日比谷花壇 西澤真実子シニアデザイナーのコメント
デザイナーズアレンジメント「オレンジローズ」
「母の日に贈るバラの魅力」
バラがたくさん詰まったギフトボックスを母の日にお届けしたいなと思ってデザインした商品です。
アキバナーサリーさんのオレンジ色のバラを3種類使わせて頂きました。同じオレンジ色のバラですが、3種類それぞれに微妙に色や咲き方が異なる美しいバラです。
バラにも働く人にも優しい環境作りをすることを重要視されているアキバナーサリーさんのバラは、しなやかな茎とつやつやとした厚みのある葉を持ち、すっと真っ直ぐに伸びた茎につぼみを付ける健康的な姿が印象的でした。
暖かいハウスの中には何匹も保護ネコがいて、ネズミ退治に活躍しているそうです。人懐っこいネコもいて、スリスリと足元に寄ってきてニャーと挨拶してくれました。こんな所にも、秋葉さんの優しいお人柄が表れているなと思いました。
1年中出回るバラですが、5月はバラの旬の季節、1年で一番美しいバラを楽しむことが出来ます。今年の母の日には、愛情と優しさを注がれて育ったバラをお母さまに贈られてはいかがでしょうか。
生産地域紹介
山形県山形市は中心都市であり、自然の美しさと豊かな歴史文化が魅力です。
四季折々の風景が楽しめ、特に桜や紅葉の名所として知られるほか、山形牛や米、桃などの美味しい食材が豊富で、地元の食文化も堪能できます。
歴史的建造物や伝統工芸品も見所の一つで、歴史と現代の融合が感じられる素敵なエリアです。
また、県内には温泉地も多く、湯田川温泉や蔵王温泉など癒しのスポットも点在しています。