お花の特徴に合わせたお手入れ
HOW TO CARE BY TYPE OF FLOWERS
下葉処理や水切りなど「
基本のお手入れ
」をマスターしたら、お花の特徴に合わせたお手入れをしてみましょう。
代表的なお花のお手入れのコツをご紹介します。

バラ
下葉処理のあと、茎を「斜め」にカットしましょう。1輪で飾るときなどは、上の方の葉は残しておいてもOKです。
万が一、トゲが残っていた場合は怪我をしない様に取り除きます。
花瓶の水は「深水」にすると良いでしょう。

ガーベラ
茎を「斜め」にカットしましょう。
茎全体が細かな毛で覆われているため、水が腐りやすいお花です。
花瓶の水は「浅水」にし、水を交換する際に花瓶のぬめりをよく洗ってください。

リシアンサス
下葉処理のあと、茎を「斜め」にカットしましょう。
枝分かれし複数の花がついているので、パーツに切り分けてそれぞれの長さに合う花瓶に飾るのもおすすめです。
花瓶の水は「浅水」にすると良いでしょう。

ダリア
水下がりしやすいお花なので、葉はできるだけ取り除きます。
茎が潰れないようにフローリストナイフで「真っ直ぐ」にカットしましょう。
外側から傷んできた花びらは抜くと散ってしまうので、ハサミで切り取りましょう。
茎が柔らかく傷みやすいので、花瓶の水は「浅水」にすると良いでしょう。

チューリップ
茎を「斜め」にカットしましょう。
葉は付け根部分にハサミで浅い切込みを入れてから下に引っ張ると綺麗に取れます。
花瓶の水は「深水」にすると良いでしょう。

ラナンキュラス
下葉処理のあと、茎が細く空洞になっているので潰れないようにカットしましょう。
花が咲くと重みで茎が折れてしまうこともあるので、開花に合わせて茎を短くして飾ってみてください。
花瓶の水は「浅水」にすると良いでしょう。

スイートピー
茎を「真っ直ぐ」にカットしましょう。
花びらが透明に透けたり枯れてきたら、こまめに取り除きましょう。
花瓶の水は「深水」にすると良いでしょう。

ヒマワリ
下葉処理のあと、茎を「斜め」にカットしましょう。
茎全体が細かな毛で覆われているため、水が腐りやすいお花です。
花瓶の水は「浅水」にし、水を交換する際に花瓶のぬめりをよく洗ってください。

アジサイ
水下がりしやすいお花なので、葉はできるだけ取り除きます。
茎を「斜め」にカットし、茎の中の綿をハサミの先端で取り除きましょう。
さらに、切り口の2センチくらい上から表皮を削るとお水の吸収が良くなります。
花瓶の水は「深水」にすると良いでしょう。

シャクヤク
つぼみから開花を楽しむ場合は、つぼみから出る蜜を水で濡らした布でやさしく拭き取り、つぼみを指の腹でやさしくほぐすのがポイントです。
確実に開花させるために、葉はできるだけ取り除いてください。
茎を「斜め」にカットしましょう。
花瓶の水は「深水」にすると良いでしょう。
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お花ごとのお手入れをマスターしたら、飾ってみよう!