「オンシジウム」をライトアップして楽しむ
HOW TO DECO -ONCIDIUM-
暑い夏をカラフルに彩るラン。
豊富にある種類の中でも、今回はオンシジウムをご紹介します。
オンシジウムは英語で「Butterfly orchid」や「Dancing lady orchid」と呼ばれており、
その名の通り、ひらひらと舞うような小さな花がたくさん付いているとてもエレガントなランです。
今回はオンシジウムを葉物と一緒に活けて、さらにライトアップしてBOTAMINATIONを楽しんでみましょう!
※BOTAMINATION(ボタミネーション)とは・・・
BOTANICAL(ボタニカル)とILLUMINATION(イルミネーション)を掛け合わせて独自に作った新しい造語です。
植物と光が織りなすアートな世界として、この夏日比谷花壇が提案する新しいお花の楽しみ方です。

用意するもの
・オンシジウム(2種):5本
・タラスピオファリム:2本
・リキュウソウ:4本
・スモークグラス:3本
・ベロニカ(ピンク):5本
・フラワーベース
・LEDライト
・ジェルポリマー

ステップ①
ジェルポリマーと水を入れたフラワーベースに、オンシジウムを交差するように入れます。

ステップ②
タラスピオファリム、スモークグラス、リキュウソウをバランスよく入れ、最後にベロニカを入れます。
ベロニカは、茎がしなやかな曲線を描くように矯め(指で曲げ)てから入れましょう。
親指の腹を茎の下から押し当てて、少しずつ力を入れると折れにくいですよ。
お花が完成したら、花瓶の後ろにLEDライトを置いて、スイッチオン!

ライトアップして楽しむアレンジの完成!
やわらかい雰囲気の花や葉を選んで、ふんわりと活けるのがコツです。
小花一つ一つの表情が見えるように、花同士の空間を意識してやってみてくださいね。
ライトアップされて浮き上がる植物の陰影も、このアレンジの楽しみのひとつです。
- コーディネート by シニアデザイナー 福井崇史
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ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。
オンライン販売の商品をデザインする他、花文化の啓蒙に努めている。
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