「アンスリウム」と「ラン」で
トロピカルなアレンジを作ろう
HOW TO DECO -ANTHURIUM&ORCHID-
眩しい太陽の光を浴びて元気に咲く「アンスリウム」と「ラン」。
アンスリウムは熱帯アメリカ、ランは東南アジアの熱帯地域原産なのでどちらも暑さに強く、
暑さの厳しい夏でも楽しめるお花です。
鮮やかな花色と力強く咲く様子は、見ていると元気をもらえます。
アンスリウムは赤や白のイメージが強いですが、最近はグラデーションカラーの色味も見られるようになりました。
今回はニュアンスカラーのアンスリウムと鮮やかな色味のモカラを選びました。
グリーンはぱきっとした色味の夏のお花と相性の良い、瑞々しさのある鮮やかな色を合わせてより華やかに。
夏の気分を盛り上げる、トロピカルなアレンジをご紹介します。

用意するもの
右から
・アンブレラファン:2本
・アジアンタム:5本
・モカラ(オレンジ) :4本
・モカラ(カリプソ) :3本
・アンスリウム(バタフライ):5本
・アンスリウム(マキシマ) :3本
・オレンジミント:6本
・スペアミント:3本
・フラワーベース

ステップ①
茎はフラワーベースの高さに合わせて切っておき、水に浸かる部分の葉や花を取り除いておきましょう。
今回のように茎が真っ直ぐで枝分かれのないお花やグリーン(葉物)が多いときは、フラワーベースの中心から飾ろうとすると花が倒れてしまい、思った位置に活けることが難しいです。そのためまずはグリーンをフラワーベースの縁に沿わせて飾ります。 次にその内側へ、同じくフラワーベースの縁に沿ってお花を飾っていきます。

ステップ②
外側から内側へ順番にグリーンとお花を挿したら、最後に中心部へモカラを挿します。先に外側から挿していたグリーンとお花の茎同士が、中で交差して花留めになっているので、中心部の花を倒すことなく飾ることができます。
夏の花であるモカラは形や色がはっきりしているため、1本1本でバラバラに飾るよりも、いくつかのグループに分けて飾るとより元気で力強い印象になりますよ。

アンスリウムとランのアレンジの完成!
今回は鮮やかなランにニュアンスカラーのアンスリウムを合わせて爽やかなアレンジに仕上げました。サイドに広がりのある南国風のユニークな形状のアジアンタムやアンブレラファンを飾ると、涼しげな雰囲気になりますよ。
この季節にぴったりのトロピカルなアレンジ、ぜひチャレンジしてみてください!
- コーディネート by シニアデザイナー 福井崇史
-
-
ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。
オンライン販売の商品をデザインする他、花文化の啓蒙に努めている。
手がけた作品は fukui_takashi_hk をチェック!
-
Hibiya-Kadan Styleにて、2021.07.26~2021.08.01までアンスリウムフェア、2021.08.02~2021.08.08までランフェア開催中です。