日本一の面積を誇る湖、琵琶湖のすぐそばに位置する滋賀県守山市で、1960年代からバラを生産。年間約400万本を栽培・出荷するとともに、育種にも精力的に取り組んでいます。
オランダの種苗会社「Dummen Orange(デュメン・オレンジ)」の日本代理店でもあります。(國枝バラ園)
國枝バラ園の代名詞ともいえる存在が「巨大輪バラ」です! 美しく開く多くの花弁に、芳醇な香り。咲き誇る大輪のバラは、「花の女王」と呼ばれる意味を改めて感じさせる魅力にあふれています。國枝バラ園はオランダで名高い種苗会社「Dummen Orange(旧LEX+社)」の日本代理店として、オランダで生まれた巨大輪のバラをいち早く日本に導入し、その魅力を広くお伝えしてきました。
日本とオランダを行き来しながら、現地の新品種を、日本でいかに美しく生育するか試行錯誤する日々。日本の栽培環境やお客様に好まれそうなものを厳選し続け、現在は約60品種におよぶ種苗を全国各地のバラ農家へ供給しています。
みなさんの中には、バラの名前(品種)の後ろに「+」マークがあるのを見たことがある方もいらっしゃるのでは?例えば、SNSの人気投票で1位に輝いた赤バラ「アマダ+」、多くの人に愛される「オール4ラブ+」や「カルピディーム+」など。この「+」マークがDummen Orangeから輩出されたバラを示す目印です。
「KUNIEDAのバラ」というと、世間では価格が高いイメージがあるかもしれません。
ですが國枝バラ園では、もっと多くの人にバラに親しんでほしいという強い想いがあります。より多くのバラを、みなさんにとってより身近な価格で届けたい。そこで「手に取れるバラ」を目指して、2017年、オランダの最新栽培技術を導入したバラの温室を完成させました。
高さ7メートル、広さ1,8720平方メートルの広大な空間には、収穫期になると数えきれない量の美しいバラが咲き誇ります。バラの生育環境を徹底追及したこのハウスは、生産効率が大幅に上がる一方で、コストはグッと下げることができるので、今後はバラの市場価格にもよい影響を与えていけるはず。最新鋭の園芸施設で育てた「オランダ生まれ日本育ち」のバラで、生産面でも日本のリーディングカンパニーとなるべく、従業員一丸となって鋭意努力しています。
國枝武夫さんの願いは、バラ業界全体がもっと活気づくことです。バラ栽培50年で培ってきたバラへの細やかな心配りは、國枝バラ園が誇る財産。そこに最新鋭の温室・園芸技術を融合させたことで、バラ生産に革命を起こしていきたいと考えています。
花を愛する人にとって、バラという花が特別な存在ではなく「日常を彩る身近な花」になってほしい。バラの魅力を多くの人に楽しんでほしいという一心で、日々バラと本気で向き合っています!
これまでは種苗の販売がメインでしたが、近年はオリジナル品種の開発にも力を注いでいます。
國枝バラ園の合い言葉は「Next innovation(次代革命)」。
化学農薬ゼロの実現を目指して2018年秋からは減農薬栽培を始め、さらにエディブル(食用バラ)も開発中。
飾るだけでなく、日常のいろんなシーンで活用できるバラを創造し、日本生まれのバラを世界へ発信していきたいのです。これからも様々なことに挑戦していくKUNIEDAのバラ。どの品種も大切に育てた自信作ですので、お見かけの際は手に取っていただけると嬉しいです。
延命剤のレシピをご紹介します。ぜひ手作りの延命剤を使ってバラの切り花を生けてみてください。
(A)のすべての材料を、用意したペットボトルに入れて混ぜるだけでOK。
■生ける時のポイント
水分を花にたくさん届けるためには、葉までは浸さず、茎だけをつけるようにすることがポイントです。
※お花の持ちに関しては、室内の環境によって差はございます。