お花とともに新しい年を迎えよう
HOW TO DECO -NEW YEAR'S FLOWER-
今年も残り1か月を切り、間もなく2020年が終わります。
これから迎える新しい年が明るく希望に満ちたものになるように、
縁起の良いお花を飾って新年を迎える準備をしましょう。
天皇家の紋章にも使われ、「不老長寿」の意味を持つ菊、常緑樹なので「永遠の命」の象徴とされる松、おめでたい名前から縁起が良いとされる千両など、お正月らしいお花を簡単に、そして素敵に活けるコツをご紹介します。

用意するもの
・若松:1本
・大輪マム:2本
・スプレーマム:2本
・葉ボタン:1本
・千両:1本
・モカラ:2本
・フラワーベース
・水引

ステップ①
メインである大輪マム以外の花を、フラワーベースのフチに立てかけるように活けていく。
メイン以外の部分から入れていくことで、あとに入れるメインの花が他の花の茎に支えられて、しっかり自立するようになります。

ステップ②
中央にメインの大輪マムを入れます。
2本以上入れる場合は、花が横並びにならないように茎の長さを変えて高低差をつけたり、少し前後にずらしたりすると、花と花がぶつからず綺麗に咲き、奥行き感もうまれてグッと素敵に仕上がりますよ。

お正月アレンジが完成!
お好みで水引や迎春ピックなどをつけると、さらにお正月感がアップしますよ。
お水に浸かる部分の葉っぱを落としてから活けると、長持ちしますよ。
- コーディネート by シニアデザイナー 福井崇史
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ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。
オンライン販売の商品をデザインする他、花文化の啓蒙に努めている。
手がけた作品は fukui_takashi_hk をチェック!
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