身近な素材を使って「芍薬」アレンジを楽しもう
HOW TO DECO -PEONY-
5月に旬を迎える「芍薬」。
別名″ROSE OF MAY"(5月のバラ)とも呼ばれ、まさに5月の主役とも言えるお花です。
古くから美人の代名詞にも使われるほどしとやかで華やかな芍薬は、固いつぼみから徐々に花開き、満開に咲ききってから最後に散るその瞬間までがドラマチックで美しいお花です。
今回は、そんな魅力あふれる芍薬を、身近な素材を使って簡単にアレンジする方法をご紹介します。

用意するもの
・芍薬(コーラルチャーム):1本
・スノーボール:1本
・グラス
・セロファン(透明)
・ラッピングペーパー(水に溶けないもの)、またはリボン

ステップ①
セロファンを幅7~8センチくらいに切ります。次にラッピングペーパーを幅1センチくらいに切り、先ほど切ったセロファンで巻いてねじります。それをリング状にグルグル巻いて、グラスの中に入れます。同じものを3つくらい作って、入れましょう。ラッピングペーパーをセロハンでねじり包むことで、水中に美しく留めておくことができますよ。

ステップ②
次に、セロファンリングを入れたグラスに水を入れて、芍薬とスノーボールを活けていきます。中に入れたセロファンリングが花留めとなり、茎が固定されるのでお花が活けやすくなりますよ。

芍薬のアレンジの完成!
セロファンリングの中に入れるラッピングペーパーの色を変えれば、お好みのテイストにアレンジすることができます。ご自宅にあるグラスでも、ちょっとしたテクニックで簡単にイメージチェンジできますので、ぜひチャレンジしてみてください!
- コーディネート by シニアデザイナー 福井崇史
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ホテル装花、ゲストハウスのウェディングフラワーを手がけ、ヒビヤフラワーアカデミーにおいて講師を務めるなど、多彩な経験と実績を持つシニアデザイナーのひとり。現在は商品企画部門に在籍。
オンライン販売の商品をデザインする他、花文化の啓蒙に努めている。
手がけた作品は fukui_takashi_hk をチェック!
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