ガーベラの花言葉とは？色別の意味やプレゼントの贈り方を解説！

華やかさと可愛らしさを併せ持ったガーベラの花は、色数も豊富でお花屋さんでも手に入れやすく、プレゼントとして人気のお花です。大切な人にフラワーギフトを贈るなら、その品種について詳しい情報を知っておきたいですよね。ここではガーベラの色別の花言葉をはじめ、特徴や人気の品種、喜ばれる贈り方、育て方のコツなどを紹介します。

ガーベラとはどんな花？特徴について

ガーベラはキク科ガーベラ属の多年草。まっすぐ長く伸びた茎から太陽の形に似た花を咲かせます。開花時期は春と秋の2度ですが、日本国内・多くの産地で生産されているため、1年中手に入れることができます。1本だけでもパッとその場を明るくしてくれる、ポジティブなイメージのお花です。

もともとは熱帯アジアやアフリカ産の野生種でしたが、品種改良により切り花だけでも2,000種以上の種類があり、毎年のように新種が生まれています。サイズごとに3つに分けることができ、3cm程度のマイクロミニサイズ・4cm程度のミニサイズ・12cm程度の大輪サイズがあります。また豊富な色数を誇り、一重咲き・八重咲き・カール咲き・スパイダー咲きと、咲き方も非常にバリエーション豊かです。

ガーベラの花言葉

ガーベラ全体の花言葉は「神秘・崇高美」。元気で可愛らしいお花ですが、カジュアルなアレンジだけでなくエレガントなあしらいも似合い、アレンジごとにさまざまな表情を見せてくれます。ガーベラ全体の花言葉は、そんな不思議な魅力に由来しているのかもしれません。

ガーベラの花言葉【色別】

ガーベラは切り花全体を通じて最も豊富な色幅を誇る品種です。花束やアレンジメントにガーベラを使う際は、ぜひそれぞれの色別の花言葉を取り入れてみてください。

オレンジのガーベラ

オレンジのガーベラの花言葉は「神秘」。憧れの異性に渡す初めてのフラワーギフトとして贈ってみるのはいかがでしょうか。

白いガーベラ

白いガーベラの花言葉は「穢れなき心」。白は清らかで純粋な印象を与えるため、ウエディングでも人気があります。

黄色いガーベラ

黄色いガーベラの花言葉は「究極美」。海外では「友情」という意味もあるので、大切な仲間や同僚、チームメイトへの贈り物としても最適です。

赤いガーベラ

赤いガーベラの花言葉は「燃える神秘の愛」。赤いバラとともに、その花言葉から、愛情を伝える贈り花としても人気があります。

ピンクのガーベラ

ピンクのガーベラの花言葉は「前進」。すっきりと伸びた長い茎と、気持ちを明るくしてくれる色合いが合わさると、卒業や転職など新しい門出を迎える方のお祝いの花としてぴったりです。

ガーベラの種類

数が非常に多いガーベラの種類。何を選べばいいか迷ってしまう方もいるかもしれません。ここでは、ガーベラの中でも特に人気の品種を7点紹介します。

①トレイシー

トレイシーは、ダリアやマムを思わせる八重咲きの品種。淡いピンク色が優しい印象を与えてくれます。

②ミノウ

一重咲きのシンプルな花姿で、アプリコットカラーのような可愛らしいオレンジ色をしたミノウは他の花とも合わせやすく、使いやすいガーベラです。

③パスタ

パスタは、くるんと巻いた花びらがストローのように筒状になった、印象的な姿のガーベラです。「パスタリベロ」や「パスタロサート」、その名も衝撃の「パスタカルボナーラ」など、さまざまな種類のパスタが存在します。

④グリーンスパイク

グリーンスパイクは、花びらが緑色をした珍しいスパイダー咲きのガーベラです。花芯の部分が真っ黒で、ビビッドで現代的な印象もあります。スパイダー咲きはクモの糸のように花びらが細いのが特徴。ちょっと変わった種類を楽しみたい方におすすめです。

⑤プライムタイム

プライムタイムは直径10cmを超える大輪のガーベラ。一重咲きと八重咲きの中間のような「半一重咲き」で、中央に短い花びらが密集しています。花びらは淡いピンク、花芯は薄いイエローのパステルカラー合わせですが、1輪で華やかな雰囲気を演出してくれます。

⑥ブルーアイ

こちらも大輪系の品種のブルーアイ。青みがかったパープルの花びらで、ガーベラの中では珍しい色合いです。差し色として使っても素敵ですが、同色系のトーンでまとめるとモダンで大人っぽい印象にしてくれます。

⑦トマホーク

大輪系、スパイダー咲きのトマホーク。元は北米インディアンの持っていた斧型の武器ですが、巡航ミサイルの名前でもあります。細いオレンジの花びらが密集して生えているさまは、その名の通りの強いインパクトがある個性派です。

ガーベラがおすすめのプレゼント・贈り物シーン

ここからは、ガーベラをプレゼントとして贈るのにおすすめのギフトシーンを紹介します。/p>

シーン①誕生日祝い

年に1度の特別な誕生日のお祝いには、華やかさと明るさを持つガーベラがぴったり。可愛らしいパステルカラーから大人っぽいモダンなトーン、ビビッドでクールな印象のものまで幅広いバリエーションがあるので、贈る人の好みに合った品種が見つかるはずです。

花言葉も美にフォーカスしたものが多いですが、同時に力強さも感じさせるため、男女問わず好印象でしょう。誕生日プレゼントを渡すタイミングや、誕生日にぴったりなサプライズ演出も併せてチェックしておきましょう。

シーン②母の日・父の日

色数が豊富で、ポップで弾けるようなイメージを持つガーベラは、母の日や父の日に華を添える品種としても人気です。女性に好まれる赤やオレンジ、イエロー、ピンクのガーベラは、花言葉を取ってもお母さんにぴったり。また父の日に贈る花として、イメージカラーであるイエローのガーベラは、バラやひまわりと並んで定番になっています。母の日と父の日に贈るお花の知識はこちらでチェック。

シーン③開店・開業祝い

ポジティブで元気いっぱいのガーベラは、開店祝いや開業祝いも得意分野です。それぞれ品種ごとにガラッと印象が異なるため、お店の雰囲気に合わせたアレンジができますし、他の花ともなじみが良く浮いたりしません。白いガーベラの「穢れなき心」やピンクのガーベラの「前進」といった花言葉は、新たなスタートにもよく似合います。病院や整骨院の開業マナー、開店祝いの持ち帰りマナーも併せてチェックしましょう。

喜ばれるガーベラの渡し方と費用相場

お花をプレゼントする際、花束・ブーケやアレンジメントなどさまざまな方法があって悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、ガーベラをプレゼントするときにおすすめの渡し方と、その費用相場を解説します。

①花束

切り花にした状態の花を、複数束ねたものが花束です。レストランなどの出先で演出として渡す場合など、持ち運んで手渡しをする際に便利な形式です。また花束は家で飾るときに少量ずつに分けて飾ったり、長すぎる茎を切って短く調節することができます。

ガーベラの花束の価格相場は、使用する本数や品種、組み合わせる花の種類にもよりますが、3,000～2万円程度>です。

②アレンジメント

水を含ませた吸水性スポンジを器やカゴに入れ、そこに切り花を生けたものをアレンジメントと呼びます。贈られた人が自宅で花を飾る際、わざわざ花瓶を用意しなくてよいことが最大の利点です。普段はあまり花を飾る習慣がない方にも気軽に楽しんでもらえ、花の扱い方がわからない初心者にもおすすめです。 ガーベラのアレンジメントの価格相場は、こちらも使用する本数や品種、組み合わせる花の種類によって変わりますが、5,000～2万円程度です。

③スタンド花

スタンド花とは、吸水性スポンジと器をセットした専用のスダンド台にお花を活けていく大型のアレンジメントで、フラワースタンドとも呼ばれます。舞台などの公演や、新しく開店・開業したお店などにお祝いとして贈ったり、お悔やみとしてお届けしたりします。 たくさんの花を使った豪華でボリュームのあるスタイルなので、人の視線が自然と集まり、会場に最大限の華やぎをもたらす装飾の1つとして働いてくれます。 ガーベラを使ったスタンド花の予算相場は、1万円台～3万円台です。

ガーベラのプレゼントを通販で注文するメリット

ガーベラをプレゼントするとき、街のお花屋さんで購入するか、ネットの通販サイトで選ぶか迷っている方もいらっしゃるでしょう。ここでは特に、ガーベラを通販サイトで購入するメリットを紹介します。 通販サイトで購入する最大のメリットは、余計な時間と手間を省きつつ、コストパフォーマンスのよいガーベラを選べる点だと言えます。忙しい時、営業時間内に街のお花屋さんへ行って、店員さんと会話しながら選ぶのが難しい場合もあるでしょう。通販サイトは24時間・365日いつでも注文できるうえ、予算別やお花の種類別、フラワーギフトの形態別など、いろいろな角度から検討できるのが強味。サイトのおすすめを中心にササッと手軽にも、複数の通販サイトで比較して、じっくり時間をかけてマイペースに選ぶこともできます。

また、信頼できる通販サイトであれば、生産者やデザイナーの人となりや、お花にかけているクオリティやこだわりを知ることもできます。高品質なガーベラを選び、デザインや金額などに納得感を得て購入することもできます。

ガーベラの育て方とコツ

ここからは、飼育環境や水やり、害虫対策など、ガーベラの育て方とコツを紹介します。

飼育環境・日当たりについて

ガーベラは日当たりがよく温かい気候を好みます。半日以上は日の当たるところに置く必要がありますが、直射日光は苦手です。生育に適した気温は10～20度のため、30度を超える夏場は置く場所に注意しましょう。元肥として培養土に緩効性の粒状肥料と苦土石灰を混ぜるほか、肥料切れを起こすと花が咲かなくなるため、開花時期は2週間に1度ほど液体肥料を追肥として与えます。

水やりの頻度について

乾燥にも耐える品種ですが、大きく育ち開花するまでたっぷりの水が必要です。土が乾いていたら水をやりますが、常に湿っていると根が腐りやすくなるので、風通しと水はけの良さも重要です。雨が続いたり湿度の高い時はうどんこ病や灰色かび病といった病気に罹りやすくなります。

害虫対策について

アブラムシ・ハダニ・コナジラミに注意しましょう。

ハダニは梅雨明けに多く見られ、アブラムシ同様に葉の裏に寄生して栄養を吸い取ってしまいます。葉の表面に白い斑点が出たらハダニが出ているかもしれません。放っておくと枯れてしまうことがあるので、粘着力の適度な紙のガムテープで取り除いたり、霧吹きで葉の表裏を濡らして予防します。数が多い場合は駆除剤を使いましょう。

コナジラミも葉の裏につく虫で、こちらも数が増えると枯死の恐れがあります。繁殖速度の速い虫なので、見つけたら薬剤で駆除しましょう。卵とサナギの状態では効果が出ないため、姿が見えなくなるまでこまめに散布します。

新鮮なガーベラの見分け方

お花屋さんで新鮮なガーベラを見分けるには、まず花粉と茎をチェックしましょう。

咲き始めてから間もないガーベラは、中央の花芯部分に花粉が出てきておらず、平らな状態をしています。古くなってくると花粉が出てきて粉っぽくなり、ポコッと盛り上がったり花びらの根元まで付着していたりします。

また古くなったガーベラは、茎が空洞化したり、茶色く変色して腐ったようになっていたりしている場合があります。新鮮なガーベラは茎がみっちりと詰まり、切り口も白くしっかりしています。また、花首の部分が極端に細くなってグラグラしていることもあるので、実際に触ってみてチェックします。

ガーベラの贈り物は日比谷花壇で

日比谷花壇では、ガーベラをはじめとした季節のお花から、誕生日や記念日にぴったりの花束やアレンジメント、自宅で楽しめるお花まで、幅広いアイテムを取り揃えています。お花のスタイル別や贈る目的別、予算別の検索も便利で、最短翌日着のクイック配送や海外配送などのサービスも。「日比谷花壇ドットコム」で、大切な人にぴったりのお花を見つけてください。

日比谷花壇のおすすめガーベラを使ったギフト・プレゼント

まとめ

ガーベラの色別の花言葉をはじめ、特徴や人気の品種、喜ばれる贈り方、育て方のコツなどを紹介してきました。

色数も豊富で年間を通じて生産されているガーベラはお花屋さんでも手に入れやすく、プレゼントとしてぴったりのお花。大切な人に贈るフラワーギフトに、好みに合った素敵なガーベラを選んでみてください。

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