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花は美しいものですが、時間が経つと枯れてしまいます。もちろんその儚さが花の魅力の1つでもありますが、綺麗な花をいつまでもそのまま残しておきたいと思ったことはないでしょうか。いつまでも花を残しておきたいときは、押し花に加工しましょう。また、せっかく作った押し花は、実用性のあるしおりにして使用することをおすすめします。
押し花の作り方と聞くと、本で花を挟んで数日置き、その後さらに乾燥剤とともに保存する、従来の方法を想像する方が多と思いますが、現在では電子レンジを使用して簡単に押し花を作ることができます。
今回は、電子レンジを使用した簡単な押し花の作り方と、押し花をしおりにする方法をご紹介します。
押し花に向いている花

まずは、押し花にする花を準備しましょう。押し花はさまざまな花で作ることができますが、今回は特に押し花に向いている花をご紹介します。押し花に向いている花は、
水分が少なく花弁が薄いもの
です。サクラ・ビオラ・ポピー・カスミソウ・アネモネ・バーベナ・ミモザ・コスモス・タンポポ・レンゲソウ・ウメ・パンジー・モモ・バラ・サルビア・ニチニチソウ・ナデシコ・アジサイ・ダリア・スターチスなどが押し花に適しています。
初めて押し花作りに挑戦する方は、押し花に向いている花を使用し練習してみてください。
しおりを作る場合は、サクラやカスミソウ、スターチスなど、小さめの花を使用すると良いでしょう。
電子レンジを使用した押し花しおりの作り方

【用意するもの】
・押し花にしたい花
・電子レンジに入る大きさにカットしたダンボール2枚
・キッチンペーパー数枚
・ティッシュペーパー数枚
・輪ゴム
・しおりサイズの厚紙
・のり
・穴あけパンチ
・しおり用のリボンやヒモ
【作り方】
1. ダンボールを1枚置き、その上にキッチンペーパーを敷く
2. キッチンペーパーの上に、花同士が重なり合わないように花を並べる
3. 並べた花の上にキッチンペーパーと残ったもう1枚のダンボールを重ねる
4. 花の位置がずれないように輪ゴムで固定する
5. 電子レンジ600Wで40秒~1分程度加熱する
6. 重ねていたダンボールとキッチンペーパーをゆっくりはがし、押し花を乾燥させる
7. しおりサイズの厚紙に押し花を並べる
8. 配置が決まったらのりで押し花を固定する
9. 厚紙の上部に穴あけパンチで穴を空け、リボンやヒモを通して完成
押し花を作る際のポイント

電子レンジを使用して押し花を作る際は、 電子レンジでの加熱時間に注意してください。 加熱時間が長すぎると、使用する花によっては焦げる場合があります。小さな花や特に花弁が薄い花に関しては加熱時間を短めにし、花ごとに適切な加熱時間を探ってみると良いでしょう。使用する電子レンジのワット数によっても適切な加熱時間が異なるため、注意してください。また、加熱する際は、 花をあまりたくさん置かないよう 気をつけましょう。置きすぎると加熱がうまくいかない場合があります。
しおりを作る台紙は押し花を貼って終わりにするだけではなく、ラミネーターなどを使用してラミネート加工することもおすすめです。表面が補強されるため、押し花が剥がれたり破れたりする心配がなくなります。ラミネーターが自宅にない場合は、セルフサービスでラミネートできる店を利用しましょう。
おわりに
押し花のしおりは、自宅にある道具だけでも簡単に作ることができます。趣味として1人で楽しむことはもちろん、家族や友人と一緒に楽しむこともおすすめです。 家族や友人との思い出の花や好きな花、また葉っぱやハーブ類など、さまざまな押し花を作ってみてください。 慣れてきたら、しおりだけではなく押し花アートや他の押し花グッズ作りに挑戦してみましょう。