\r\n \r\n \r\n
\r\n \r\n \r\n \r\n \r\n \r\n -->\r\n \r\n \r\n \r\n さまざまな姿と形を持ち、他にない独特の魅力に溢れるサボテンは、誰でも手軽に育てることができ、インテリアとしても人気の観葉植物です。\r\n
\r\n \r\n ここではサボテンをプレゼントに贈ろうと考えている方向けに、サボテンの由来や特徴、代表的な種類(品種)の解説のほか、プレゼントする際の選び方や注意点といったポイントをご紹介していきます。\r\n
\r\n \r\n まずはサボテンの基本情報をおさらい\r\n
\r\n \r\n サボテンは、サボテン科に属する植物の総称です。学名を「Cactaceae」、英名を「Cactus」と呼びます。和名では「仙人掌(せんにんしょう)」「覇王樹(はおうじゅ)」と呼ばれています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n もともとはアメリカ・メキシコなど中南米を原産とし、砂漠などの乾燥した高温の土地、標高の高い場所といった過酷な環境で生息しています。このため、茎や根に水と栄養を蓄えるような構造になっています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 厳しい生育環境に応じた進化を遂げた結果、サボテンには約1万種、園芸用に開発された品種や変種まで含めると実に3万種ほどの種類が存在するようになりました。\r\n
\r\n 基本的に多くの種では花が咲きますが、品種によっては咲かないものや、開花時期が数年に1度しかないものなど多種多様、花の色や形もさまざまです。日本では春先から夏にかけて開花を見ることができます。\r\n
\r\n \r\n サボテンの名前の由来\r\n
\r\n \r\n 中南米を原産とするサボテンは、16世紀後半から17世紀にかけて、当時世界中で貿易を行っていたポルトガルによって日本に持ち込まれたとされています。\r\n
\r\n \r\n この名で呼ばれるようになった由来として、日本を訪れたポルトガル人たちは団扇のように平たい「ウチワサボテン」の切り口で汚れを拭いたり、樹液を石鹸(ポルトガル語でシャボン)として使っていたため、「石鹸のようなもの」を意味する「石鹸体(さぼんてい・しゃぼんてい)」と呼ばれるようになった、という説があります。\r\n
\r\n そのため1960年代までは「シャボテン」と表記することが多く、現在でも「サボテン」と併用されています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 英名の「Cactus(カクタス)」は、古代ギリシア語で棘だらけの植物を指す「カクトス」という単語が、ラテン語で同様の意味を持つ「Cactus(カクトゥス)」と合わさって取り入れられたものです。\r\n
\r\n \r\n サボテンと多肉植物の違い\r\n
\r\n \r\n 茎や根に水などを溜められる植物のことを「多肉植物」と呼び、サボテンも多肉植物の一部に分類されますが、サボテンにはその他の多肉植物と区別される独自の違いが存在します。\r\n
\r\n
\r\n \r\n それは、サボテンの全体を覆う尖ったトゲ。このトゲは葉が変化したもので、「刺座(しざ)」「アレオーレ」と呼ばれる、白い綿毛のような特有の器官から生えています。他の多肉植物はこの刺座を持っていないため、サボテンだけが「サボテン科」として区別されているのです。\r\n
\r\n \r\n サボテンの花の特徴と花を咲かせるコツ\r\n
\r\n \r\n

\r\n
\r\n \r\n サボテンの花は種類によってそれぞれ色や形が異なりますが、ほとんどの場合で表皮からひょっこり飛び出すような形で花を咲かせるのが特徴です。\r\n
\r\n 頭上にぴょこんと小さなお花を載せているように見えることも多く、その可愛らしい姿は人気の理由の1つとなっています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n そんなサボテンの花を咲かせて楽しむためには、以下の点に注意してみてください。\r\n
\r\n \r\n - \r\n 開花の周期やタイミング(昼咲き/夜咲き)など、種類ごとの特性を把握する\r\n
\r\n - \r\n 成長期と休眠期を踏まえ、それぞれで適切な水やりを行う\r\n
\r\n - \r\n 日当たりが良く風通しの良い場所で管理する\r\n
\r\n - \r\n 適切な気温で管理する\r\n
\r\n - \r\n 定期的に植え替えを行う\r\n
\r\n
\r\n \r\n 既に書いたとおり、サボテンは品種によって特性が異なり、花を咲かせる周期やタイミングも変わります。開花までに数年を要するものや夜にしか咲かないもの、咲いてから数時間で散ってしまうものなど、育てているサボテンの特性を予め把握しておきましょう。\r\n
\r\n
\r\n \r\n もっとも気を付けたいのが水やりです。サボテンは生育環境の過酷な環境に耐えるため、春と秋に成長し、夏と冬に休眠を行います。従って成長期には水をたっぷり与えて光合成を促しますが、休眠期には水やりの頻度を月に1~2回に抑えてください。\r\n
\r\n サボテンは厳しい乾燥に耐えるための水を体内にたっぷりと蓄えています。そのため、休眠期に過剰に水やりをすると逆にサボテンの負担となって弱らせてしまうのです。\r\n
\r\n
\r\n \r\n また乾燥した場所で生まれたサボテンは、風通しが良く日当たりの良い場所を好みます。たっぷり日光を当てないとうまく育ちませんが、直射日光を浴びると日焼けして弱ってしまうので注意が必要です。\r\n
\r\n
\r\n \r\n そして温度管理も重要です。サボテンは休眠期にしっかりと休息を取らないと花を咲かせることができませんが、このとき、ある程度の寒さが必要です。温かい部屋にずっと置いておくと休眠できないので、休眠期には寒い場所に置いてあげてください。\r\n
\r\n
\r\n \r\n さらに、生育不良も花が咲かない原因になります。サボテンはまず根を伸ばしてから茎を成長させるため、根詰まりによる生育不良を避けるには、年に1度程度の植え替えを行いましょう。\r\n
\r\n
\r\n \r\n サボテンの詳しい育て方を知りたい場合は、\r\n \r\n こちらの記事\r\n \r\n もご覧ください。\r\n
\r\n \r\n サボテンの種類(品種)別の特徴\r\n
\r\n \r\n ここからはサボテンの代表的な種類(品種)について、その特徴を解説していきます。\r\n
\r\n \r\n 1:ウチワサボテン\r\n
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\r\n \r\n サボテン科オプンティア属。平たく丸い団扇のような茎が連なっていて、日本での「シャボテン」という名前の由来にもなった品種です。\r\n
\r\n 茎の表と裏には鋭いトゲが生えています。実と茎は栄養価が高く、海外では食用にもされています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n ウサギの耳にも見えるそのユニークな形状から人気が高く、小型で可愛い「金烏帽子(キンエボシ)」、寒さに強い「大丸盆」、トゲが少なく安全な「墨烏帽子(スミエボシ)」などを特によく見かけます。\r\n
\r\n \r\n 2:セレウスサボテン\r\n
\r\n \r\n サボテン科セレウス属に分類されるセレウスサボテンは、細長い柱型をしたサボテン。トゲが柔らかく、触っても痛くないのが特徴です。\r\n
\r\n 細い柱状の茎が寄り集まって上へ伸びていく「セレウス・ペルヴィアヌス」、やや丸型で岩のようにゴツゴツした「セレウス・ペルヴィアヌス・モンストローサ」などの品種があります。\r\n
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\r\n \r\n パソコンやテレビなどの近くにセレウスサボテンを置くと、電磁波を吸収して目や頭が疲れにくくなるとする研究があり、「電磁波吸収サボテン」としても知られるようになりました。ただし科学的な根拠はあまりはっきりとしていないようです。\r\n
\r\n \r\n 3:シャコバサボテン\r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n サボテン科スクルンベルゲラ属に分類される品種で、英名の「クリスマスカクタス」という名前の方が馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。\r\n
\r\n 細く長く伸びた茎が垂れさがるように育つ紐サボテン(森林サボテン)に分類されますが、なかでもこのシャコバサボテンの鑑賞は花がメイン。厚みがあり、縁がギザギザした葉節が連なった先に、赤・白・ピンク・オレンジ・黄色などの美しい花を咲かせます。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 英名は、サボテンには珍しくクリスマス頃に花を咲かせることから付けられたもので、和名のシャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)は、その葉の形が海洋生物のシャコに似ていることから命名されました。\r\n
\r\n \r\n 4:クジャクサボテン\r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n サボテン科エピフィルム属のクジャクサボテンは、高温多湿のジャングルなどの環境下で他の樹木に根を張り、だらりと垂れ下がるように葉を茂らせる「紐サボテン(森林サボテン)」の仲間。鋭いトゲがない珍しいサボテンです。\r\n
\r\n こちらも花の美しさが人気の園芸品種で、5~6月頃に、鮮やかなピンクや白、オレンジの大きくて華やかな花を咲かせます。別名を「オーキッド・カクタス」といいますが、ランとは遺伝的な構造が異なります。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 夜にだけ花を咲かせることで有名なゲッカビジン(月下美人)や果物のドラゴンフルーツも、実はこのクジャクサボテンの仲間。丈夫で育てやすく美しいため、初心者にもおすすめで人気のある品種です。\r\n
\r\n \r\n 5:柱サボテン\r\n
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\r\n \r\n 柱状に伸びるサボテンの総称を「柱サボテン」と言います。サボテンといえばこの柱サボテンがイメージされることが多く、直線状に伸びるものから、数股に分岐するもの、地を這うタイプなどさまざまな形状があります。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 丸みを帯びたフォルムがスタイリッシュな「白雲閣」、不規則な凸凹が七福神の福禄寿に似ている「福禄寿」、無数の白い綿毛で覆われた「幻楽」などがあります。\r\n
\r\n \r\n 6:マミラリア 白玉殿\r\n
\r\n \r\n サボテン科マミラリア属の白玉殿は、柱状に比較的大きく育つ品種で、グリーンの葉節を幾何学的に配列された真っ白なトゲが覆っています。\r\n
\r\n トゲの間から透けて見える地のグリーンと、トゲの羽毛のようなふわふわした白色のコントラストが可愛らしく、また開花時期にはピンクの小さな花が胴体をぐるりと取り囲むように咲くので、まるで花冠をかぶっているようにも見えます。\r\n
\r\n \r\n 7:キンシャチ(金鯱)\r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n 降水量が特に少なく極度に乾燥した地域にも対応できるよう、日光が当たる面積を小さくして水分をより多く蓄えるために球状になった「玉サボテン」の1種。\r\n
\r\n 生長が早く最大で高さが1m以上にもなる大型のサボテンで、寿命は最長30年程度とされ、「サボテンの王様」とも呼ばれます。\r\n
\r\n 球形の表面に、1cmほどの間隔で並んだ長く鋭い黄色や白のトゲが生えているのが特徴。頭頂部に2cmほどの小さな黄色の花をちょこんと咲かせます。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 人気のある品種で、園芸店や植物園でもよく見かけますが、実は野生の状態では極めて珍しく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに登録されている絶滅危惧種です。\r\n
\r\n \r\n 8:ゲッカビジン(月下美人)\r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n サボテン科エピフィルム属のゲッカビジンは、クジャクサボテンの原種と言われています。クジャクサボテンの花が主に昼間に咲くのに対し、ゲッカビジンは夜のあいだにだけ透き通るような純白の花を咲かせ、「ナイトクイーン(夜の女王)」の別名を持ちます。\r\n
\r\n クジャクサボテンよりも水を好み、高温に強く寒さに弱いなど性質や生育状況が異なるため、両者は園芸においては別々の種類として扱われています。\r\n
\r\n
\r\n \r\n ゲッカビジンの花は夜21時頃になると開き、2~3時間後には萎んでしまいますが、大変良い香りを持ち、開花中も開花後の萎んだ状態も食用にできると言われています。\r\n
\r\n 日本の環境下では6~11月にかけて咲き、株の体力が回復すれば2~3ヶ月後にもう1度花をつけます。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 葉のように見える部分が茎節(茎が変化したもの)で、茎節の波型にくびれている箇所が刺座にあたり、れっきとしたサボテンです。\r\n
\r\n \r\n 9:緋花玉\r\n
\r\n \r\n 緋花玉(ヒカダマ)はサボテン科ギムノカリキウム属の代表的な品種。濃いブルーグリーンの玉サボテンで、4~9月くらいまでのあいだに、上部に深紅の花を咲かせます。\r\n
\r\n 属名の「ギムノカリキウム」とはギリシャ語で「裸のガク」という意味で、この種のサボテンの開花前の花筒が鱗で覆われているように見えることから名づけられました。この鱗のような部分が花のガクにあたるためです。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 緋花玉の花は、1度開花すると朝方から日中にかけて開いて日没とともに閉じていき、数日間にわたってこの開閉を繰り返します。開花期間は約2~3日間と言われていますが、個体差もあるようです。\r\n
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\r\n \r\n サボテンのなかでも乾燥に強い種で、水やりは成長期でも1~2週間に1回程度で構いません。耐寒性がありますが、真夏の直射日光と長期の乾燥には弱いため、日に当たりすぎと乾燥のしすぎには注意してください。\r\n
\r\n \r\n サボテンはプレゼントにおすすめ\r\n
\r\n \r\n ちょっと毛色の変わったおしゃれなプレゼントを贈りたい方には、サボテンがおすすめです。\r\n
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\r\n \r\n 昼夜の寒暖差が激しく雨の降らない過酷な乾燥地で適応して生きてきたサボテンは、ポイントさえ押さえれば初心者でも育てやすい植物。自宅はもちろん、職場のデスクなどにワンポイントで置いても素敵でしょう。\r\n
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\r\n \r\n またサボテンはそのめざましい進化の結果、見た目のバリエーションも豊富で、コロンと可愛らしいものから、スタイリッシュだったりユニークな形状のものまで、贈り先の方の好みに合わせて選ぶことができます。\r\n
\r\n さらに価格帯も、手ごろな値段のものから相応の価格のものまでさまざま。ちょっとした気軽な贈り物から、引っ越し祝いや結婚祝いなどの贈り物になるものまで選べます。\r\n
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\r\n \r\n 近年はインテリアを見直して、お部屋に観葉植物をはじめとしたグリーンを飾る方も増えています。育てやすく奥深い魅力を持ったサボテンなら、初心者から園芸好きの方まで贈る相手を選ばないうえ、複数個あっても困りません。\r\n
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\r\n \r\n プレゼント選びに迷ったら、ぜひサボテンを選択肢に加えてみてください。\r\n
\r\n \r\n プレゼントにピッタリのサボテンの種類\r\n
\r\n \r\n それでは、プレゼントにピッタリなサボテンの種類をご紹介しましょう。\r\n
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\r\n \r\n \r\n ■キンシャチ(金鯱)\r\n \r\n
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\r\n \r\n コロンと丸く可愛らしい玉サボテンのキンシャチ。「サボテンの王様」という異名のとおり、多くの人が「サボテン」と聞いてイメージするであろう王道のビジュアルです。\r\n
\r\n 園芸店だけでなく雑貨店にも小ぶりのものが多く売られていて手に入れやすいですし、水やりの頻度も少なくお世話も簡単な品種です。\r\n
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\r\n \r\n \r\n ■バニーカクタス(白桃扇)\r\n \r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n 小形のウチワサボテンの1種で、ふわふわした白い毛のような棘に包まれた茎節から子株が生えている姿が、まるでウサギの耳のように見えることから「バニーカクタス」と呼ばれています。\r\n
\r\n こちらも雑貨店などで手に入れやすく、トゲが刺さってもあまり痛くありません。寄せ植えもしやすく、愛らしい見た目で人気の高い品種です。\r\n
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\r\n \r\n \r\n ■墨烏帽子(スミエボシ)\r\n \r\n
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\r\n \r\n ウチワサボテンの1種で、名前のとおり烏帽子に似た形をしています。濃いブルーグリーンの薄手のサボテンで、まるで万歳して両手を上げているようにも見えるのがユーモラスで縁起が良いと言われており、贈り物におすすめです。\r\n
\r\n 乾燥に強く頑丈な品種なので、お手入れの手間もかかりません。トゲが柔らかいので、ペットやお子さんがいるご家庭にも向いています。\r\n
\r\n \r\n プレゼントするときのサボテンの選び方\r\n
\r\n \r\n サボテンをプレゼントに選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。\r\n
\r\n \r\n - \r\n 贈る相手が好むデザインや雰囲気を考える\r\n
\r\n - \r\n 相手がサボテンを置くであろうスペースを考えてサイズを決める\r\n
\r\n
\r\n \r\n サボテンは見た目のバリエーションが豊富な点が魅力です。その分、可愛らしいものからスタイリッシュなもの、独特な形のものなどさまざまなので、相手の好みに合うものを選んでください。\r\n
\r\n
\r\n \r\n また合わせてある鉢のデザインも、最近では非常に多種多様です。ポップなプラ鉢から素焼きのもの、セメント素材など、鉢にも着目して贈る相手のインテリアに合うものを選ぶと良いでしょう。\r\n
\r\n
\r\n \r\n さらに、贈る相手が置き場所に困ってしまわないよう、飾るスペースを考慮して選んでください。\r\n
\r\n 初心者には小ぶりの方が扱いやすいですし、園芸好きの方なら既にいくつも鉢植えを持っている可能性があります。基本的には手のひらサイズか、片手で持てる卓上サイズがおすすめです。\r\n
\r\n
\r\n \r\n 次の項目ではサボテンをプレゼントに選ぶ際の注意点をご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。\r\n
\r\n \r\n サボテンをプレゼントするときの注意点は?\r\n
\r\n \r\n サボテンをプレゼントする際は、以下の点にも注意してください。\r\n
\r\n \r\n - \r\n 育てやすい品種を選ぶ\r\n
\r\n - \r\n 大きすぎるサボテンは贈らない\r\n
\r\n - \r\n 子どもやペットがいるご家庭にはトゲが柔らかい品種を選ぶ\r\n
\r\n
\r\n \r\n サボテンのなかには育てるのが難しい玄人向きの品種もあります。デザインだけで選んでしまうと、贈った相手はうまく育てることができずに枯らしてしまい、悲しい思いをさせてしまうかもしれません。せっかくのプレゼントを大事にしてもらえるよう、初心者の方には特に育てやすい品種を選んでください。\r\n
\r\n
\r\n \r\n また、大きすぎるサボテンは相手のお家やお店に置く場所がなく、かえって困らせてしまう可能性があります。予め充分なスペースがあるか確認したうえで、その範囲に収まるサイズを選びましょう。相手から指定があった場合を除いては、卓上に置けるサイズを選ぶのが無難です。\r\n
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\r\n \r\n そして小さなお子さんやペットがいるご家庭には、鋭いトゲを持つサボテンは危険に繋がります。サボテンのなかには非常に鋭いトゲを持っていて、触ると怪我をしてしまう品種もあります。子どもや動物がいるお家には、トゲが無いものか、柔らかいものを贈ってください。\r\n
\r\n \r\n サボテンをプレゼントする際の料金相場\r\n
\r\n \r\n サボテンをプレゼントする際の料金相場ですが、既に書いたとおりサボテンは価格帯が幅広い植物。どんな種類を選ぶかによって値段も変わってきますので、基本的にはお祝いやイベントごとなど、そのプレゼントを贈る目的、相手との関係性などに応じて選びましょう。\r\n
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\r\n \r\n ちょっとしたお礼などカジュアルギフトの料金相場は、1,000円~3,000円程度。誕生日や母の日・父の日などイベントごとのプレゼントにサボテンを贈る場合は、3,000円~5,000円程度を相場として考えている人が多いようです。\r\n
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\r\n \r\n また引っ越し祝いや結婚祝い、新築祝いなどお祝いごとのギフトにサボテンを贈るのであれば、5,000円~1万円程度で考えてください。また開業祝い・開店祝いなどは特に関係性によって料金相場が変動しますが、1万円以上の品で選ぶとよいでしょう。\r\n
\r\n \r\n サボテンには風水効果がある?\r\n
\r\n \r\n 風水とは古代中国から伝わった思想で、物の配置などによって住環境の「気の流れ」を良くし、運気を向上させるとする方法です。\r\n
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\r\n \r\n この風水においては、トゲのある植物には魔除けや厄除けの効果があると言われています。そのためサボテンをお家に飾る場合は、鬼が出入りし万事に忌むべき方角とされている鬼門や、外からの出入口に置くと良いでしょう。\r\n
\r\n またサボテンは気の巡りが悪いとされている場所に置くと、悪いものを跳ねのけて流れを整えてくれるとされています。\r\n
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\r\n \r\n 従ってお家にサボテンを飾るのであれば、ベランダ・窓際・トイレなどがおすすめです。その際は定期的に窓を開けたり換気扇・サーキュレーターを回したりして、悪い気を外に出すようにしてください。\r\n
\r\n \r\n サボテンをおしゃれに飾るコツ\r\n
\r\n \r\n

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\r\n \r\n ここからは、サボテンをおしゃれに飾るコツを3つに分けてご紹介します。\r\n
\r\n \r\n コツ1:鉢にこだわる\r\n
\r\n \r\n 最初から鉢とセットで販売されているサボテンを購入するのも良いですが、使用する鉢にこだわることでグッと垢ぬけた雰囲気を演出できます。\r\n
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\r\n \r\n たとえばテラリウム用のガラス容器を使えば夏らしい涼し気な雰囲気になりますし、吊り下げプランターを使って天井やカーテンレールから吊るせば、動きや立体感が出てお部屋のアクセントになるとともに、空間を有効活用して置き場所にも困りません。\r\n
\r\n また使わなくなったマグカップやグラス、浅めの小鉢・ボウルなどの食器を使ってみてもおしゃれです。\r\n
\r\n \r\n コツ2:寄せ植えにする\r\n
\r\n \r\n 多種多様なサボテンの魅力を楽しむには、寄せ植えがおすすめです。\r\n
\r\n 寄せ植えとは、2種類以上の植物を1つの鉢やプランターに一緒に植えること。同じくらいのサイズのサボテンを数種類選んで寄せ植えにすることで、初心者でも手軽に豪華でにぎやかな雰囲気を作り出せるでしょう。\r\n
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\r\n \r\n 玉サボテンや柱サボテンなど特定の品種だけを集めたり、可愛らしいものやスタイリッシュなものなど、イメージに合う品種を集めるなど、アイディア次第でさまざまな寄せ植えが作れます。\r\n
\r\n さらに、たとえばサファリパークや砂漠といったテーマを決めて、それに合う動物や植物などのミニチュアフィギュアを飾り、ジオラマ風にしても素敵ですね。\r\n
\r\n \r\n コツ3:水耕栽培で育てる\r\n
\r\n \r\n 乾燥地帯で生まれたサボテンのイメージに合わないかも知れませんが、実はサボテンは水耕栽培で育てることもできます。\r\n
\r\n 雑貨店や園芸用品店には、水耕栽培用として市販のガラス容器が数多く販売されているので、機会があればぜひ使ってみてください。視覚の意外性とともに、生えてくる根の生命力や躍動感のある動きを楽しむことができ、新鮮な感動を味わえます。\r\n
\r\n \r\n サボテン・多肉植物・観葉植物のことなら“日比谷花壇”\r\n
\r\n \r\n \r\n 日比谷花壇\r\n \r\n では、サボテンに代表される多肉植物や観葉植物、アレンジメント、花束などを幅広く取り揃えています。\r\n
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\r\n \r\n 記念日やお祝いごとの贈り物として選ぶ際には、お花のスタイル別や贈る目的別、予算別の検索が便利。最短翌日着のクイック配送や海外配送などのサービスもございます。\r\n
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\r\n \r\n またご自宅でも気軽にお花を楽しんでいただけるよう、その時期に見頃を迎える旬のお花を日比谷花壇のバイヤーがセレクトした\r\n \r\n 「バイヤーおまかせフレッシュ便」\r\n \r\n 、\r\n \r\n 自宅でお花を楽しむためのコツやアイディア\r\n \r\n などもご用意しています。\r\n
\r\n \r\n ぜひ、大切な人やご自身で楽しむのにぴったりのフラワーギフトを探してみてください。\r\n
\r\n \r\n \r\n まとめ\r\n
\r\n \r\n ここまで、サボテンをプレゼントとして贈ろうと考えている方向けに、サボテンの基本情報や代表的な品種・種類、プレゼントにおすすめの品種や選び方、注意点、おしゃれに飾るコツなどをご紹介してきました。\r\n
\r\n \r\n サボテンは初心者でも育てやすくおしゃれに飾ることができる反面、品種や特性がさまざまで、園芸の玄人までをも虜にするような奥深い魅力に満ちています。こちらの記事を参考にして、プレゼント用に、自分用に、とっておきのサボテンを見つけて楽しんでみてください。\r\n
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サボテンを種類別に紹介!基本情報やプレゼントする際のポイントなども解説!
サボテンを種類別に紹介!基本情報やプレゼントする際のポイントなども解説!
さまざまな姿と形を持ち、他にない独特の魅力に溢れるサボテンは、誰でも手軽に育てることができ、インテリアとしても人気の観葉植物です。
ここではサボテンをプレゼントに贈ろうと考えている方向けに、サボテンの由来や特徴、代表的な種類(品種)の解説のほか、プレゼントする際の選び方や注意点といったポイントをご紹介していきます。
まずはサボテンの基本情報をおさらい
サボテンは、サボテン科に属する植物の総称です。学名を「Cactaceae」、英名を「Cactus」と呼びます。和名では「仙人掌(せんにんしょう)」「覇王樹(はおうじゅ)」と呼ばれています。
もともとはアメリカ・メキシコなど中南米を原産とし、砂漠などの乾燥した高温の土地、標高の高い場所といった過酷な環境で生息しています。このため、茎や根に水と栄養を蓄えるような構造になっています。
厳しい生育環境に応じた進化を遂げた結果、サボテンには約1万種、園芸用に開発された品種や変種まで含めると実に3万種ほどの種類が存在するようになりました。
基本的に多くの種では花が咲きますが、品種によっては咲かないものや、開花時期が数年に1度しかないものなど多種多様、花の色や形もさまざまです。日本では春先から夏にかけて開花を見ることができます。
サボテンの名前の由来
中南米を原産とするサボテンは、16世紀後半から17世紀にかけて、当時世界中で貿易を行っていたポルトガルによって日本に持ち込まれたとされています。
この名で呼ばれるようになった由来として、日本を訪れたポルトガル人たちは団扇のように平たい「ウチワサボテン」の切り口で汚れを拭いたり、樹液を石鹸(ポルトガル語でシャボン)として使っていたため、「石鹸のようなもの」を意味する「石鹸体(さぼんてい・しゃぼんてい)」と呼ばれるようになった、という説があります。
そのため1960年代までは「シャボテン」と表記することが多く、現在でも「サボテン」と併用されています。
英名の「Cactus(カクタス)」は、古代ギリシア語で棘だらけの植物を指す「カクトス」という単語が、ラテン語で同様の意味を持つ「Cactus(カクトゥス)」と合わさって取り入れられたものです。
サボテンと多肉植物の違い
茎や根に水などを溜められる植物のことを「多肉植物」と呼び、サボテンも多肉植物の一部に分類されますが、サボテンにはその他の多肉植物と区別される独自の違いが存在します。
それは、サボテンの全体を覆う尖ったトゲ。このトゲは葉が変化したもので、「刺座(しざ)」「アレオーレ」と呼ばれる、白い綿毛のような特有の器官から生えています。他の多肉植物はこの刺座を持っていないため、サボテンだけが「サボテン科」として区別されているのです。
サボテンの花の特徴と花を咲かせるコツ
サボテンの花は種類によってそれぞれ色や形が異なりますが、ほとんどの場合で表皮からひょっこり飛び出すような形で花を咲かせるのが特徴です。
頭上にぴょこんと小さなお花を載せているように見えることも多く、その可愛らしい姿は人気の理由の1つとなっています。
そんなサボテンの花を咲かせて楽しむためには、以下の点に注意してみてください。
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開花の周期やタイミング(昼咲き/夜咲き)など、種類ごとの特性を把握する
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成長期と休眠期を踏まえ、それぞれで適切な水やりを行う
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日当たりが良く風通しの良い場所で管理する
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適切な気温で管理する
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定期的に植え替えを行う
既に書いたとおり、サボテンは品種によって特性が異なり、花を咲かせる周期やタイミングも変わります。開花までに数年を要するものや夜にしか咲かないもの、咲いてから数時間で散ってしまうものなど、育てているサボテンの特性を予め把握しておきましょう。
もっとも気を付けたいのが水やりです。サボテンは生育環境の過酷な環境に耐えるため、春と秋に成長し、夏と冬に休眠を行います。従って成長期には水をたっぷり与えて光合成を促しますが、休眠期には水やりの頻度を月に1~2回に抑えてください。
サボテンは厳しい乾燥に耐えるための水を体内にたっぷりと蓄えています。そのため、休眠期に過剰に水やりをすると逆にサボテンの負担となって弱らせてしまうのです。
また乾燥した場所で生まれたサボテンは、風通しが良く日当たりの良い場所を好みます。たっぷり日光を当てないとうまく育ちませんが、直射日光を浴びると日焼けして弱ってしまうので注意が必要です。
そして温度管理も重要です。サボテンは休眠期にしっかりと休息を取らないと花を咲かせることができませんが、このとき、ある程度の寒さが必要です。温かい部屋にずっと置いておくと休眠できないので、休眠期には寒い場所に置いてあげてください。
さらに、生育不良も花が咲かない原因になります。サボテンはまず根を伸ばしてから茎を成長させるため、根詰まりによる生育不良を避けるには、年に1度程度の植え替えを行いましょう。
サボテンの詳しい育て方を知りたい場合は、
こちらの記事
もご覧ください。
サボテンの種類(品種)別の特徴
ここからはサボテンの代表的な種類(品種)について、その特徴を解説していきます。
1:ウチワサボテン
サボテン科オプンティア属。平たく丸い団扇のような茎が連なっていて、日本での「シャボテン」という名前の由来にもなった品種です。
茎の表と裏には鋭いトゲが生えています。実と茎は栄養価が高く、海外では食用にもされています。
ウサギの耳にも見えるそのユニークな形状から人気が高く、小型で可愛い「金烏帽子(キンエボシ)」、寒さに強い「大丸盆」、トゲが少なく安全な「墨烏帽子(スミエボシ)」などを特によく見かけます。
2:セレウスサボテン
サボテン科セレウス属に分類されるセレウスサボテンは、細長い柱型をしたサボテン。トゲが柔らかく、触っても痛くないのが特徴です。
細い柱状の茎が寄り集まって上へ伸びていく「セレウス・ペルヴィアヌス」、やや丸型で岩のようにゴツゴツした「セレウス・ペルヴィアヌス・モンストローサ」などの品種があります。
パソコンやテレビなどの近くにセレウスサボテンを置くと、電磁波を吸収して目や頭が疲れにくくなるとする研究があり、「電磁波吸収サボテン」としても知られるようになりました。ただし科学的な根拠はあまりはっきりとしていないようです。
3:シャコバサボテン
サボテン科スクルンベルゲラ属に分類される品種で、英名の「クリスマスカクタス」という名前の方が馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。
細く長く伸びた茎が垂れさがるように育つ紐サボテン(森林サボテン)に分類されますが、なかでもこのシャコバサボテンの鑑賞は花がメイン。厚みがあり、縁がギザギザした葉節が連なった先に、赤・白・ピンク・オレンジ・黄色などの美しい花を咲かせます。
英名は、サボテンには珍しくクリスマス頃に花を咲かせることから付けられたもので、和名のシャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)は、その葉の形が海洋生物のシャコに似ていることから命名されました。
4:クジャクサボテン
サボテン科エピフィルム属のクジャクサボテンは、高温多湿のジャングルなどの環境下で他の樹木に根を張り、だらりと垂れ下がるように葉を茂らせる「紐サボテン(森林サボテン)」の仲間。鋭いトゲがない珍しいサボテンです。
こちらも花の美しさが人気の園芸品種で、5~6月頃に、鮮やかなピンクや白、オレンジの大きくて華やかな花を咲かせます。別名を「オーキッド・カクタス」といいますが、ランとは遺伝的な構造が異なります。
夜にだけ花を咲かせることで有名なゲッカビジン(月下美人)や果物のドラゴンフルーツも、実はこのクジャクサボテンの仲間。丈夫で育てやすく美しいため、初心者にもおすすめで人気のある品種です。
5:柱サボテン
柱状に伸びるサボテンの総称を「柱サボテン」と言います。サボテンといえばこの柱サボテンがイメージされることが多く、直線状に伸びるものから、数股に分岐するもの、地を這うタイプなどさまざまな形状があります。
丸みを帯びたフォルムがスタイリッシュな「白雲閣」、不規則な凸凹が七福神の福禄寿に似ている「福禄寿」、無数の白い綿毛で覆われた「幻楽」などがあります。
6:マミラリア 白玉殿
サボテン科マミラリア属の白玉殿は、柱状に比較的大きく育つ品種で、グリーンの葉節を幾何学的に配列された真っ白なトゲが覆っています。
トゲの間から透けて見える地のグリーンと、トゲの羽毛のようなふわふわした白色のコントラストが可愛らしく、また開花時期にはピンクの小さな花が胴体をぐるりと取り囲むように咲くので、まるで花冠をかぶっているようにも見えます。
7:キンシャチ(金鯱)
降水量が特に少なく極度に乾燥した地域にも対応できるよう、日光が当たる面積を小さくして水分をより多く蓄えるために球状になった「玉サボテン」の1種。
生長が早く最大で高さが1m以上にもなる大型のサボテンで、寿命は最長30年程度とされ、「サボテンの王様」とも呼ばれます。
球形の表面に、1cmほどの間隔で並んだ長く鋭い黄色や白のトゲが生えているのが特徴。頭頂部に2cmほどの小さな黄色の花をちょこんと咲かせます。
人気のある品種で、園芸店や植物園でもよく見かけますが、実は野生の状態では極めて珍しく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに登録されている絶滅危惧種です。
8:ゲッカビジン(月下美人)
サボテン科エピフィルム属のゲッカビジンは、クジャクサボテンの原種と言われています。クジャクサボテンの花が主に昼間に咲くのに対し、ゲッカビジンは夜のあいだにだけ透き通るような純白の花を咲かせ、「ナイトクイーン(夜の女王)」の別名を持ちます。
クジャクサボテンよりも水を好み、高温に強く寒さに弱いなど性質や生育状況が異なるため、両者は園芸においては別々の種類として扱われています。
ゲッカビジンの花は夜21時頃になると開き、2~3時間後には萎んでしまいますが、大変良い香りを持ち、開花中も開花後の萎んだ状態も食用にできると言われています。
日本の環境下では6~11月にかけて咲き、株の体力が回復すれば2~3ヶ月後にもう1度花をつけます。
葉のように見える部分が茎節(茎が変化したもの)で、茎節の波型にくびれている箇所が刺座にあたり、れっきとしたサボテンです。
9:緋花玉
緋花玉(ヒカダマ)はサボテン科ギムノカリキウム属の代表的な品種。濃いブルーグリーンの玉サボテンで、4~9月くらいまでのあいだに、上部に深紅の花を咲かせます。
属名の「ギムノカリキウム」とはギリシャ語で「裸のガク」という意味で、この種のサボテンの開花前の花筒が鱗で覆われているように見えることから名づけられました。この鱗のような部分が花のガクにあたるためです。
緋花玉の花は、1度開花すると朝方から日中にかけて開いて日没とともに閉じていき、数日間にわたってこの開閉を繰り返します。開花期間は約2~3日間と言われていますが、個体差もあるようです。
サボテンのなかでも乾燥に強い種で、水やりは成長期でも1~2週間に1回程度で構いません。耐寒性がありますが、真夏の直射日光と長期の乾燥には弱いため、日に当たりすぎと乾燥のしすぎには注意してください。
サボテンはプレゼントにおすすめ
ちょっと毛色の変わったおしゃれなプレゼントを贈りたい方には、サボテンがおすすめです。
昼夜の寒暖差が激しく雨の降らない過酷な乾燥地で適応して生きてきたサボテンは、ポイントさえ押さえれば初心者でも育てやすい植物。自宅はもちろん、職場のデスクなどにワンポイントで置いても素敵でしょう。
またサボテンはそのめざましい進化の結果、見た目のバリエーションも豊富で、コロンと可愛らしいものから、スタイリッシュだったりユニークな形状のものまで、贈り先の方の好みに合わせて選ぶことができます。
さらに価格帯も、手ごろな値段のものから相応の価格のものまでさまざま。ちょっとした気軽な贈り物から、引っ越し祝いや結婚祝いなどの贈り物になるものまで選べます。
近年はインテリアを見直して、お部屋に観葉植物をはじめとしたグリーンを飾る方も増えています。育てやすく奥深い魅力を持ったサボテンなら、初心者から園芸好きの方まで贈る相手を選ばないうえ、複数個あっても困りません。
プレゼント選びに迷ったら、ぜひサボテンを選択肢に加えてみてください。
プレゼントにピッタリのサボテンの種類
それでは、プレゼントにピッタリなサボテンの種類をご紹介しましょう。
■キンシャチ(金鯱)
コロンと丸く可愛らしい玉サボテンのキンシャチ。「サボテンの王様」という異名のとおり、多くの人が「サボテン」と聞いてイメージするであろう王道のビジュアルです。
園芸店だけでなく雑貨店にも小ぶりのものが多く売られていて手に入れやすいですし、水やりの頻度も少なくお世話も簡単な品種です。
■バニーカクタス(白桃扇)
小形のウチワサボテンの1種で、ふわふわした白い毛のような棘に包まれた茎節から子株が生えている姿が、まるでウサギの耳のように見えることから「バニーカクタス」と呼ばれています。
こちらも雑貨店などで手に入れやすく、トゲが刺さってもあまり痛くありません。寄せ植えもしやすく、愛らしい見た目で人気の高い品種です。
■墨烏帽子(スミエボシ)
ウチワサボテンの1種で、名前のとおり烏帽子に似た形をしています。濃いブルーグリーンの薄手のサボテンで、まるで万歳して両手を上げているようにも見えるのがユーモラスで縁起が良いと言われており、贈り物におすすめです。
乾燥に強く頑丈な品種なので、お手入れの手間もかかりません。トゲが柔らかいので、ペットやお子さんがいるご家庭にも向いています。
プレゼントするときのサボテンの選び方
サボテンをプレゼントに選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
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贈る相手が好むデザインや雰囲気を考える
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相手がサボテンを置くであろうスペースを考えてサイズを決める
サボテンは見た目のバリエーションが豊富な点が魅力です。その分、可愛らしいものからスタイリッシュなもの、独特な形のものなどさまざまなので、相手の好みに合うものを選んでください。
また合わせてある鉢のデザインも、最近では非常に多種多様です。ポップなプラ鉢から素焼きのもの、セメント素材など、鉢にも着目して贈る相手のインテリアに合うものを選ぶと良いでしょう。
さらに、贈る相手が置き場所に困ってしまわないよう、飾るスペースを考慮して選んでください。
初心者には小ぶりの方が扱いやすいですし、園芸好きの方なら既にいくつも鉢植えを持っている可能性があります。基本的には手のひらサイズか、片手で持てる卓上サイズがおすすめです。
次の項目ではサボテンをプレゼントに選ぶ際の注意点をご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
サボテンをプレゼントするときの注意点は?
サボテンをプレゼントする際は、以下の点にも注意してください。
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育てやすい品種を選ぶ
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大きすぎるサボテンは贈らない
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子どもやペットがいるご家庭にはトゲが柔らかい品種を選ぶ
サボテンのなかには育てるのが難しい玄人向きの品種もあります。デザインだけで選んでしまうと、贈った相手はうまく育てることができずに枯らしてしまい、悲しい思いをさせてしまうかもしれません。せっかくのプレゼントを大事にしてもらえるよう、初心者の方には特に育てやすい品種を選んでください。
また、大きすぎるサボテンは相手のお家やお店に置く場所がなく、かえって困らせてしまう可能性があります。予め充分なスペースがあるか確認したうえで、その範囲に収まるサイズを選びましょう。相手から指定があった場合を除いては、卓上に置けるサイズを選ぶのが無難です。
そして小さなお子さんやペットがいるご家庭には、鋭いトゲを持つサボテンは危険に繋がります。サボテンのなかには非常に鋭いトゲを持っていて、触ると怪我をしてしまう品種もあります。子どもや動物がいるお家には、トゲが無いものか、柔らかいものを贈ってください。
サボテンをプレゼントする際の料金相場
サボテンをプレゼントする際の料金相場ですが、既に書いたとおりサボテンは価格帯が幅広い植物。どんな種類を選ぶかによって値段も変わってきますので、基本的にはお祝いやイベントごとなど、そのプレゼントを贈る目的、相手との関係性などに応じて選びましょう。
ちょっとしたお礼などカジュアルギフトの料金相場は、1,000円~3,000円程度。誕生日や母の日・父の日などイベントごとのプレゼントにサボテンを贈る場合は、3,000円~5,000円程度を相場として考えている人が多いようです。
また引っ越し祝いや結婚祝い、新築祝いなどお祝いごとのギフトにサボテンを贈るのであれば、5,000円~1万円程度で考えてください。また開業祝い・開店祝いなどは特に関係性によって料金相場が変動しますが、1万円以上の品で選ぶとよいでしょう。
サボテンには風水効果がある?
風水とは古代中国から伝わった思想で、物の配置などによって住環境の「気の流れ」を良くし、運気を向上させるとする方法です。
この風水においては、トゲのある植物には魔除けや厄除けの効果があると言われています。そのためサボテンをお家に飾る場合は、鬼が出入りし万事に忌むべき方角とされている鬼門や、外からの出入口に置くと良いでしょう。
またサボテンは気の巡りが悪いとされている場所に置くと、悪いものを跳ねのけて流れを整えてくれるとされています。
従ってお家にサボテンを飾るのであれば、ベランダ・窓際・トイレなどがおすすめです。その際は定期的に窓を開けたり換気扇・サーキュレーターを回したりして、悪い気を外に出すようにしてください。
サボテンをおしゃれに飾るコツ
ここからは、サボテンをおしゃれに飾るコツを3つに分けてご紹介します。
コツ1:鉢にこだわる
最初から鉢とセットで販売されているサボテンを購入するのも良いですが、使用する鉢にこだわることでグッと垢ぬけた雰囲気を演出できます。
たとえばテラリウム用のガラス容器を使えば夏らしい涼し気な雰囲気になりますし、吊り下げプランターを使って天井やカーテンレールから吊るせば、動きや立体感が出てお部屋のアクセントになるとともに、空間を有効活用して置き場所にも困りません。
また使わなくなったマグカップやグラス、浅めの小鉢・ボウルなどの食器を使ってみてもおしゃれです。
コツ2:寄せ植えにする
多種多様なサボテンの魅力を楽しむには、寄せ植えがおすすめです。
寄せ植えとは、2種類以上の植物を1つの鉢やプランターに一緒に植えること。同じくらいのサイズのサボテンを数種類選んで寄せ植えにすることで、初心者でも手軽に豪華でにぎやかな雰囲気を作り出せるでしょう。
玉サボテンや柱サボテンなど特定の品種だけを集めたり、可愛らしいものやスタイリッシュなものなど、イメージに合う品種を集めるなど、アイディア次第でさまざまな寄せ植えが作れます。
さらに、たとえばサファリパークや砂漠といったテーマを決めて、それに合う動物や植物などのミニチュアフィギュアを飾り、ジオラマ風にしても素敵ですね。
コツ3:水耕栽培で育てる
乾燥地帯で生まれたサボテンのイメージに合わないかも知れませんが、実はサボテンは水耕栽培で育てることもできます。
雑貨店や園芸用品店には、水耕栽培用として市販のガラス容器が数多く販売されているので、機会があればぜひ使ってみてください。視覚の意外性とともに、生えてくる根の生命力や躍動感のある動きを楽しむことができ、新鮮な感動を味わえます。
サボテン・多肉植物・観葉植物のことなら“日比谷花壇”
日比谷花壇
では、サボテンに代表される多肉植物や観葉植物、アレンジメント、花束などを幅広く取り揃えています。
記念日やお祝いごとの贈り物として選ぶ際には、お花のスタイル別や贈る目的別、予算別の検索が便利。最短翌日着のクイック配送や海外配送などのサービスもございます。
またご自宅でも気軽にお花を楽しんでいただけるよう、その時期に見頃を迎える旬のお花を日比谷花壇のバイヤーがセレクトした
「バイヤーおまかせフレッシュ便」
、
自宅でお花を楽しむためのコツやアイディア
などもご用意しています。
ぜひ、大切な人やご自身で楽しむのにぴったりのフラワーギフトを探してみてください。
まとめ
ここまで、サボテンをプレゼントとして贈ろうと考えている方向けに、サボテンの基本情報や代表的な品種・種類、プレゼントにおすすめの品種や選び方、注意点、おしゃれに飾るコツなどをご紹介してきました。
サボテンは初心者でも育てやすくおしゃれに飾ることができる反面、品種や特性がさまざまで、園芸の玄人までをも虜にするような奥深い魅力に満ちています。こちらの記事を参考にして、プレゼント用に、自分用に、とっておきのサボテンを見つけて楽しんでみてください。
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