母の日に贈り物をしていますか?母の日は日頃照れくさくて伝えられない感謝の気持ちを伝える良い機会です。プレゼント選びに迷ったら、やはり定番のギフト「花」を贈ることをおすすめします。花にも流行があり、最近では長持ちする鉢植えが人気を集めています。
そこで今回は、初心者でも育てやすい鉢植えを中心に、母の日に贈りたい鉢花の種類をご紹介します。
母の日といえば、カーネーションです。母性を象徴するような赤やピンクの他、白や紫、オレンジなど、さまざまな色があります。
カーネーションは日当たりの良い場所を好みますが、30度を越えるような高温の環境は禁物です。湿気も苦手なため、水をやり過ぎないように注意してください。
カーネーションは母の日に贈る花の代名詞的存在です。そのため、母の日の前には多くの花屋でたくさんのカーネーションを取り扱っています。花屋に依頼してラッピングにこだわったり、さまざまな色を組み合わせてアレンジメント風鉢植えにしたりしても楽しいかもしれません。
英国風ガーデニングが好きな母親への鉢花なら、つるバラがおすすめです。初心者にも育てやすく、つるを誘導してユニークな造形を作ることができます。つるバラは種類が豊富なため、もらった瞬間に乙女心をくすぐるような、おしゃれな鉢植えを見つけられるでしょう。
飾り付けがされているつるバラの鉢植えは早めにラッピングを外し、日なたへ移してください。ギフト用の鉢花は買った時点で、すでに満開の状態が多いです。少しでも長持ちさせるためには、大きめの鉢や庭に植え替える必要があります。植え替えの庭仕事を楽しむことができる方なら、つるバラの鉢をとても喜んでくれるはずです。
日本人になじみのある花鉢を選びたい方は、アジサイはいかがでしょうか。雨がしとしと降り続く梅雨には群青色や薄桃色の花をつけ、心を和ませてくれます。
アジサイの育てやすさの難易度は、それほど高くありません。鉢植えでアジサイを育てる場合は、たっぷりと水をやり、根を乾燥させないことがポイントです。
アジサイには、小さな花が寄り集まっている様子から「家族団らん」というイメージがあります。
テッセンと呼ばれることもあるクレマチスは、丈夫で初心者にも育てやすい花鉢です。花びらが落ちても、おしべとめしべの部分がボールのような形で残り、花ざかりとはまた違った表情で楽しませてくれます。
直射日光に弱いため、半日陰の風通しの良い場所で育てましょう。小さい鉢に植えてある場合は、こまめに水をやるか植え替えをして水を切らさないようにしてください。
ブーゲンビリアは春から夏の鉢花として親しまれているつる系の植物です。南国生まれの品種らしい鮮やかな色合いが元気をくれます。
花が咲いているときのブーゲンビリアは環境の変化に敏感であるため、置き場所を頻繁に変えることは避けましょう。場所を変え過ぎると、花が落ちてしまう可能性があります。
ブーゲンビリアの品種の1つ、「ピンクレディ」は枝を覆い隠すかのようにギッシリと花が咲き、とても華やかです。
あまり花を育てたことのない方に鉢花をプレゼントする場合は、鉢植えを渡す際に育て方も伝えた方が親切です。ガーデニングや園芸がお好きな方に贈る際は、植えられているものから好みをリサーチし、庭に合った花を贈ればとても喜ばれるでしょう。花鉢の利点は長持ちすることです。贈った後も長く楽しんでもらえる鉢植えを選びましょう。