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文月を「桔梗」で楽しむ

文月を「桔梗」で楽しむ

ENJOY JULY WITH BALLOON FLOWER

梅雨が明けて太陽が顔を出し、暑さが厳しくなってくる文月。
旬の花とともに季節を楽しみましょう。

二十四節気

7/7~7/21頃 小暑(しょうしょ)
梅雨が明けて本格的な夏になるころのこと。この小暑から立秋になるまでが、暑中見舞いの時期です。
7/22~8/6頃 大暑(たいしょ)
もっとも暑い真夏のころのこと。土用のうなぎ、花火と風物詩が目白押しです。

7月7日 七夕の節句

年に一度、この日だけ会うことが許されている織姫・彦星。
七夕はこの織姫・彦星伝説と、織姫にあやかって手芸や機織りの技術が向上するよう星に願った、中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事が結びついたものと考えられています。

そして七夕に欠かせない笹の葉は、古来より神聖な植物と考えられていました。
「乞巧奠(きこうでん)」でお供えしていた5色の布が短冊へと形を変え、願い事を書いて笹の葉に吊るして飾られるようになったといわれています。

日本の歴史を彩ってきた花「桔梗」

日本の歴史を彩ってきた花「桔梗」

美しく整った五角形の花姿が特徴の桔梗。
「万葉集」でも歌に詠まれており、長い歴史の中で多くの人々に愛されてきました。
均整の取れた花姿が好まれ、家紋の意匠として採用する一族も多く、多くの意匠が存在しますが総称して「桔梗紋」と呼ばれています。
現在でも家紋として残っている他、神社の神紋としても使用されています。

日本原産の花ですが、現在野生の桔梗は絶滅危惧種に指定されており数が少なくなっています。
「秋の七草」のひとつに数えられ、初秋ごろまで長く花を楽しめる桔梗はちょうどこの時期が見頃です。
「桔梗色」と色の名前にもなっている上品な青紫色の他に白やピンクもあり、どれも可憐で可愛らしく心を癒し落ち着かせてくれます。
ぜひ、日本の夏を涼やかに彩る桔梗を楽しみましょう。

本格的な夏の暑さを感じる7月

本格的な夏の暑さを感じる7月

そろそろ梅雨も明け、日差しがジリジリと夏らしくなってきます。
日頃お世話になった方へ「暑中見舞い」や「お中元」を送る時期でもありますね。

中国より伝わった「お中元」は、親族へお盆のお供え物を贈る習慣が由来と考えられています。
一方日本独自の「暑中見舞い」は、お世話になった方の健康などを気遣い、食べ物を持参して訪問する習慣が簡略化したものです。
「お中元」はお盆を元にしているので、地域によって贈る時期が異なりますが、「暑中見舞い」は季節の挨拶なので「立秋」ごろまでとなります。
そのため、「お中元」の期間を逃してしまっても「暑中見舞い」として贈ることができます。

とはいっても、どちらも本来は気遣いを表したものなので、あまり形式にとらわれず心を込めて贈ることが大切かもしれませんね。

季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
岡埜栄泉総本家 いろがみ

今回は、7月のイベント「七夕」にぴったりな、笹に揺れる短冊を表現した「笹飾り(右)」と、天の川で彦星を待つ織姫をイメージした「羽衣(左)」を合わせました。

撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami

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