師走を「バラ」で楽しむ
ENJOY DECEMBER WITH ROSE
1年の締めくくりであり、クリスマスや大掃除など忙しない時期である師走。
旬のお花とともに季節を楽しみましょう。
-
- 本格的な冬が到来し、雪が降り出すころのこと。降雪地方では、雪の重みで木が折れないよう雪吊りをします。
-
- 一年で最も昼が短く、夜が長いころのこと。日が徐々に伸びていくので、古代には冬至が一年のはじまりでした。
「Christmas」は「キリストのミサ」という意味で、イエス・キリストの誕生を祝う祭事のことです。毎年12月25日に行われます。
日本でもすっかり定着したクリスマス。サンタに願いを込めた子どもたちは、プレゼントをもらえる楽しい行事。
海外でも家族行事ととらえている国が多く、クリスマスカードやプレゼントを贈り合います。
街もクリスマスの装飾で賑やかになり、心が躍る季節行事でもありますね。

唯一無二の存在感を持つ花の女王「バラ」
花といえばバラを思い浮かべる方も多いと思いますが、その歴史は大変古く少なくとも3千万年前からこの地球上に存在していたといわれています。
歴史的な名画や物語に数多く登場しており、その絶対的な美しさは多くの人々を魅了し続けています。
バラ全体の花言葉は「愛情」ですが、色別にも花言葉を持っています。
白いバラはその美しい白さを象徴するような「尊敬」「純粋」「清らかな愛」。
女王の呼び名にふさわしい華やかさを持ちながらも、心が洗われるような清らかさも併せ持っています。
最上級の贈り物として大変人気のバラですが、もちろんご自宅に飾る花としてもおすすめです。
白いバラはグリーンを多めに合わせて飾ると、その白さがより引き立ちます。
バラが多く出回る時期なので、ぜひご自宅に飾ってお楽しみください。

大掃除で心身を整える12月
いよいよ年の瀬ですね。年末といえば「大晦日」までに大掃除をするのが慣例です。
これは新しい年の「歳神様」を迎えるため、単に掃除をして綺麗にするというだけでなく、煤を払って家の中を清めるという意味もあります。
大掃除をして歳神様を迎える準備が整ったら、大晦日の夜は健康長寿を願い、縁起を担いで”細く長い”「年越しそば」を食します。
家族で一年を振り返り、お互いを労い感謝する良い機会にもなりそうですね。
12月の和名「師走」の由来は諸説ありますが、「一年の最後に為し終える」という意味で「為果つ(しはつ)」から来ているというものがあります。
みなさんにとって、この一年はどんな年でしたか。
来年がみなさんにとって素敵な年でありますように。良いお年をお迎えください。
- 季節のお花と合わせたお菓子をご紹介
-
-
クリスマスの時期ならではのリースのように丸く形作られた和菓子「クリスマスリース」と、ポインセチアの花の色を再現した華やかな和菓子「ポインセチア」を合わせました。
撮影協力:岡埜栄泉総本家 いろがみ wagashi.irogami