私が、初めて母の日にプレゼントをしたのは、今から25年以上も前のこと。
当時小学生だった私は、母のために、何をプレゼントしようかと、考えながら、おしゃれ小物を売っているお店に、一人で入りました。いろいろなおしゃれ小物が目を引き、だいぶ迷った末、紫色のかすみそうが、ガラスの中に入っているブローチを選びました。
小学生が買えるものですから、もちろん安物なのですが、母はとても喜んでくれて、参観日のたびに、そのブローチを胸につけてきてくれました。
先日実家に行って、母から真珠のネックレスを借りようと、宝石箱の中を見ていると、あの時のブローチが高価な宝飾品と一緒に並んでいました。ああ、あんな安物のブローチを母は25年以上も大切にしていてくれたのだと、とても感激しました。お母さん、これからも親孝行を頑張りたいと思います。私のはじめてのプレゼントを大切にしてくれてありがとう。
小学高学年になり、自転車で始めて隣駅の大きな駅ビルまで一人で買い物に出かけました。
買い物の目的は母の日のカーネーション。花屋でカーネーションを一本買うと、動物好きの私は屋上のペットショップに行きました。そこにはリスザルがおり、まじかで見るサルに興味を持った私は檻に近づきました。するとサルは柵から手を伸ばし持っていたカーネーションの花をむんずとつかみガクから花びらをにぎり食べてしまいました。私の手に残ったのは花びらのないカーネーションの茎だけでした。
もう一本花を買うお金などなかった私は茎だけを持ち帰り、母に花のないカーネーションを送りました。母は笑って茎を受け取ってくれました。
「喜んでもらいたい」という思いが強いほど、母の日のプレゼント選びには時間がかかりますね。
毎年母の日はカーネーションをプレゼントしているけど、たまにはほかのものを贈りたい…と思っている方も多いのではないでしょうか。
毎年母の日にはカーネーションなどのお花をプレゼントしているけれど、毎年似たようなものになっていてマンネリを感じている方、どんなものを母の日のプレゼントにして良いか悩んでしまう方も多いと思います。
結婚して夫の母と自分の母の「2人の母」を持つようになると、母の日のプレゼントを考える楽しみも悩みも2倍に。
お母さんへの感謝について、多くの人が改めて考える母の日。亡くなったお母さんを偲んで、お母さんが喜ぶようなお花やプレゼントを贈りたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日常的に花を買う機会がない方にとって、初めて花をプレゼントする際は戸惑うことも。初めての母の日におすすめのフラワーギフトについてご紹介します。
母の日のシンボルと言えば、赤いカーネーションですが、他にはどのような花が選ばれているのでしょうか。
毎年、母の日は5月の第2日曜日で、ゴールデンウィークが空けてすぐの5月の初旬~中旬頃です。
5月の第2日曜日は母の日です。母の日にはカーネーションを贈る習慣が定着していますが、この習慣はいつどのように始まったのでしょうか。
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日比谷花壇は1872年(明治5年)に創業いたしました。庭園業を原点に、以来日本を代表するホテルへの出店、宮内庁からのご用命、重要な外交シーンの会場装飾など、花屋の域を超えて歴史の重要なシーンの数々に携わってきました。ブライダル、ショップ、EC、お葬式、法人営業、官民連携の6事業を基軸に、現在約16の多彩な事業モデルを展開。結婚披露宴でおなじみの花束贈呈は、実は日比谷花壇が70年以上も前に発案したもの。ブライダル会場の装花スタイル確立にも大きく貢献してきました。北海道から沖縄まで、全国の主要駅や百貨店、ホテルなどに約100店舗を展開しています。全国有数の生産者が育てる高品質なお花をお届けいたします。