お祝いのシーンに欠かせない花、「リシアンサス」。
色合いも豊富で、美しい花姿、なにより花持ちが良いのが人気の理由。
花束やフラワーアレンジメントで主役にも引き立て役にもなる花として重宝されています。
他の花と合わせなくても十分華やかなので、ご自宅でシンプルに飾るのもおすすめです。
◆花言葉◆
「優美」「希望」「すがすがしい美しさ」等。
◆特徴◆
リシアンサスはリンドウ科ユーストマ属の植物。
学名では「ユーストマ」と言いますが、これはギリシャ語で「良い口」という意味です。
日本では「トルコキキョウ」あるは「トルコギキョウ」とも呼ばれていますが、「トルコ」や「キキョウ」とは全く関係がなく、 なぜそのように呼ばれるようになったかははっきりしていません。
咲き方は大きく分けて「一重咲き」と「八重咲き」があり、バラのような華やかな見た目の品種もあります。
現在ではその繊細で優美な花姿と花持ちの良さが重宝され、結婚式などのお祝いの花はもちろん、お供え用の花としても活躍しています。
一重咲き
八重咲き
◆置く場所◆
- 秋でも日差しの強い暑い時期は直射日光を避け、風通しのよい比較的涼しいところに飾るとより長持ちします。
◆水遣り◆
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アレンジメントは口の細いジョウロなどで2日に1回程度追加してあげると良いでしょう。
花瓶に飾る場合はお水は毎日換えて清潔に保つようにしてください。
ただし、長持ち剤を使用している場合は毎日でなくても構いません。
水を変える時に花瓶も洗い、茎の切り口を斜めに切って生け直すとより長持ちします。
今月のテーマ リシアンサス
華やかさの中に優しさを兼ね備えた花、リシアンサス。繊細な花弁が品よく優雅に咲きます。
そのため、お供え用の花としても、お祝い用の花としても、大変人気のある花です。
そのリシアンサスの中でも個性があるので、用途によって個性を使い分けるとよいですね。
Point1 ~お供えなどに~
丸くシンプルな花弁で淡い色味のリシアンサスはとても優しく主張が柔らかいため、落ち着いた優しい雰囲気のアレンジメントに使うととても似合います。他のお花と合わせて使うと、品よく他の花を引き立たせることもできます。
Point2 ~お祝いなどに~
八重咲で花弁のフリルがあり、ハッキリした色味のリシアンサスは華やかさがあり、お祝いのメインの花としても素敵に使えます。
フリル咲きのリシアンサスは花弁にハリのあるものが多く、力強く咲く点も特徴です。