5月の第2日曜日は「母の日」。
アメリカの女性アンナ・ジャービスが亡き母を追悼するため、
教会で白いカーネーションを配ったことが始まりとされています。
そのため、現在では「カーネーション」が母の日のシンボルとして定着したようです。
多彩な花色と華やかな花姿で一年を通して人気のある花なので、
ギフトにはもちろんご自宅で楽しむのもおすすめです。
◆花言葉◆
「女性の愛」 「感動」 「純粋な愛情」等。
色別では赤:「母への愛」 ピンク:「感謝」 白:「尊敬」
オレンジ:「熱烈な愛」 黄色:「嫉妬」等。
◆特徴◆
カーネーションはナデシコ科ナデシコ属の植物。
母の日に贈る花として人気の高い花です。
別名「オランダナデシコ」「ジャコウナデシコ」とも呼ばれ、ナデシコの一種と言えます。
見比べてみると茎や葉はもちろん、花弁もよく似ています。
花色も実に多様で、フリルのような花びらが華やかなためお祝いに贈る方も多く、
母の日以外のギフトでもフラワーアレンジメントや花束に好んで使用されています。
カーネーションの花
ナデシコの花
◆置く場所◆
切り花の場合、直射日光を避け、冷暖房の風に当たらないところに置いてください。
鉢植えの場合、日当たりと風通しのよい場所を好みますが、強風や直射日光を避けたところに置いてください。
◆水遣り◆
切り花の場合、お水は毎日換えて清潔に保つようにしてください。ただし、長持ち剤を使用している場合は毎日でなくても構いません。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すまでたっぷりと与え、鉢皿に溜まった水は捨ててください。
今月のテーマ カーネーション
アンナ・ジャービスの働きかけがきっかけとなり、母の日に贈る花として古くから親しまれている花です。年間を通して流通しており、フラワーアレンジメントや花束など幅広く利用されている理由としては花弁が傷つきにくく、水持ちも良いため扱いやすく、花色がとても豊富で、比較的リーズナブルな価格だからです。また、ほのかではありますがとても良い香りがする品種もあります。
- Point1
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【 新鮮で良質な切り花を見分ける方法 】
・花弁が緑のガクよりも多く出ているもの
・白いめしべが花から飛び出していないもの
・ガクが綺麗な緑色でハリのあるもの
・花弁の先や縁が縮れていたり、カールしていないもの
- Point2
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【 花鉢で咲くつぼみを見分ける方法 】
・既に花色が見えているつぼみ
(花色が見えていないつぼみは、つぼみを軽くつまむとわかります。軽くつまんで凹むつぼみは中身が入ってなく咲きません。これから咲くつぼみは中身がしっかり詰まっていて、殆ど凹みません。)
簡単で長持ち♪
ゆったり優雅な花飾り
材料
- ・カーネーションの花束
- ・お手持ちの花瓶(またはコップ)
- ・ハサミ
- ・古新聞紙
- ・雑巾(またはティッシュ)
下準備
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予め、花瓶に水を入れて用意しておきます。
花束のリボンとラッピングをそっと解き、保水材を外します。
ゼリー状の保水材がついている場合は、茎についている保水材を洗い流します。
花瓶へ活ける
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水につかりそうな葉は全て取り、水を吸いやすいように茎の下先を斜めに切ります。
切ったらすぐに花瓶へ活けましょう。1~3本くらいをゆったり飾ると、より長持ちしますよ。