6月下旬には、アジサイ寺、アジサイ電車と呼ばれる各地の名所が
見頃を迎えます。雨の多い季節に外出は億劫かもしれませんが、
雨の恵みでパッと花を咲かせるアジサイを見れば、きっと元気をもらえますよ。
◆花言葉◆
「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」等。
花の色ごとに花言葉があります。
◆アジサイの種類◆
日本品種:「ガクアジサイ」
中に集る小花の周縁を「装飾花」と呼ばれる大型の花が取り囲んでいます。
西洋品種:「セイヨウアジサイ」
一般に多くみられる手まり咲き。「ガクアジサイ」が西洋で品種改良されたものです。
◆置く場所◆
真夏を除いては、日当たりの良い場所に置いてください。花色も鮮明になります。
寒さには比較的強いので、地植えの場合は冬でも外で育ちますが、鉢植えの場合は霜を避けるため11月以降は室内に入れるようにしましょう。
◆水遣り◆
非常に水を好む植物なので常に表土が湿っているように水やりはたっぷりと。
水不足でぐったりした場合は古新聞で花首や株全体を巻き、鉢ごとバケツの水に1-2時間つけて回復を図りましょう。
今月のテーマ アジサイ
紫陽花を飾ってみたけれど、しゃっきり水が揚がらずしおれてしまったり、すぐに花が傷んでしまったりする人も、ちょっとしたコツがわかれば大丈夫!
- Point1
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バクテリアの繁殖を抑える、鮮度保持剤を入れるとぐんと長持ち!
無い場合は、家庭用漂白剤を100ccあたり1~2滴ほど加えるだけでも効果があります。
- Point2
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傷めないためのコツは、蒸れないように活けること。
花の周りに触れる物が無いように、風通しが良い状態にしておくと、エチレンガスによる花枯れを予防できます
ガラスに活けるお手軽アレンジメント
大ぶりの葉をくるくる巻いて
ガラスの器に入れるだけで、
一味違うオリジナルの花器に大変身!
材料
- ・ガラス製花器
- ・アジサイ
- ・ハラン(葉)
器に入れる「ハラン」を処理
- ①茎は使わないので葉の終わりの部分で切り落とし、葉の裏面からハサミやピーラーをあて、硬い茎の部分をそぎ落とします。
- ②切り口が内側にくるようにハランをクルクルと巻きます。
- ③花瓶の中の葉の配置が決まったら、液体漂白剤を数滴加えた水を花瓶に8割くらいゆっくりと注ぎます。
アジサイの処理
鋭利な刃物で斜めに茎をカットしたら、すぐに液体漂白材を適量を加えた水に入れて水揚げを。