春の花の代表、チューリップ。その花言葉は「愛」に関連するものばかり。
女性の人気も高く、1月31日の「愛妻の日」の贈り物としてもおすすめのお花です。
見ごろを迎えるのはもう少し先ですが、一足早く春の息吹をお届けしてはいかがでしょうか。
◆花言葉◆
「博愛」「思いやり」。
色別では赤:「愛の告白」 ピンク:「誠実な愛」 紫:「永遠の愛」等。
◆特徴◆
チューリップと言えばオランダのイメージが強いですが、実はトルコや中央アジアが原産地。
原種は主に高原に自生していたので、
品種改良された現在のチューリップとは全く形が違います。
実はチューリップはユリ科の植物。
原種系は花びらが大きく開いており、少しユリの花と似ていますね。
チューリップ原種系
一般的なチューリップ
◆置く場所◆
切り花の場合、直射日光を避け、暖房の風に当たらないところに置いてください。
鉢植えの場合、日当たりと風通しのよい場所を好みますが、冬は凍らないように軒下などに置いてください。
◆水遣り◆
切り花の場合、お水は毎日換えて清潔に保つようにしてください。ただし、長持ち剤を使用している場合は毎日でなくても構いません。
鉢植えの場合、乾燥に弱いので土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。
今月のテーマ チューリップ
ぷっくりとしたフォルムの花弁がかわいいチューリップはその花を引き立たせるすっと伸びたシンプルな茎と適度なハリをのこしたソフトで上質な葉がとても美しい花。
下や横向きに生けても翌日には上向きに咲こうと頑張る姿が見れるので、上を向いて今日一日頑張ろうという気持ちにさせてくれる花でもあります。
- Point1
- 切り落としたチューリップの葉は直ぐに捨ててしまわず、使ってみましょう。丸めればボリュームも出せるし、花の下や後ろに添えれば自然な感じで花を引き立たせることもできます。
- Point2
- 気温によって花が開いたり閉じたりするさまも、趣があります。概ね、10度以下だと閉じ、20度以上だと咲く性質を持つので、デザインに応じて気温を調節するとか、気温に合わせてデザインすると、思うような咲き具合で美しく飾れます。また、あえて調節はせずに室温の変化を楽しむこともできます。
食卓に飾りたい!
可愛らしいティーカップアレンジ
材料
- ・耐熱ミルクガラス製ティーカップ
- ・小石(花材留め用)
- ・ハサミ
- ・ホチキス
- ・チューリップ(花・葉)
- ・お好きな花
準備
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カップに花留め用の小石を入れ、
8分目までお水を注ぎます。
茎が数cm付いた状態で切り分けた葉を先端から指でクルクルと丸め、葉の下の方でホチキス留めします。
※ホチキスは葉の繊維と平行に留めるとちぎれて外れやすいのでご注意下さい。
葉と花を生ける
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はじめに丸めた葉を飾ります。
次に、大きい花から順に飾っていきます。
この時、花や葉が倒れないように、底に入れた小石や葉のボリュームを利用しつつ飾ります。
最後にバランスを整えながら小花を飾れば完成♪