自宅で楽しむ 旧暦に学ぶ 花と緑の季節だより 立冬・小雪編|フラワーギフト通販

自宅で楽しむ 旧暦に学ぶ 花と緑の季節だより 立冬・小雪編|フラワーギフト通販

日本人は昔から季節感を大切にして暮らしの中に取り入れてきました。
節分を基準に一年を24等分に分け、春・夏・秋・冬などの名称を付けたのが 「二十四節気」 です。
そして、その二十四節気の節気ひとつひとつをさらに三区分し、季節の風物を言葉で表現したものが 「七十二候」 です。
あなたも、日々の暮らしに、四季の移ろいを取り入れて、心のゆとりを感じてみませんか?

二十四節気

立冬(りっとう)11月7日~11月21日頃

木枯らしが吹き、冬の訪れを感じるころのこと。
この日から立春の前日までが暦の上では冬となります。太陽の光が弱まって日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。

七十二候

山茶始開(つばきはじめてひらく)11月7日~11月11日頃
山茶花(さざんか)の花が咲き始めるころ。椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花です。垣根にぽつりぽつりと花をつけ始め、冬の訪れを予感させてくれます。
地始凍(ちはじめてこおる)11月12日~11月16日頃
大地が凍り始めるころ。夜間の冷え込みもいっそう激しく、冬になったことがはっきりと肌で感じられる時期です。
金盞香(きんせんかさく)11月17日~11月21日頃
水仙が咲き芳香を放つころ。「金盞」は金の盃のことで、春に咲くキク科の「金盞花(きんせんか)」ではなく、水仙の黄色い冠を見立てています。

二十四節気

小雪(しょうせつ)11月22日~12月6日頃

木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始めるころのこと。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口にあたります。

七十二候

虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日~11月26日頃
陽の光も弱まり、虹を見かけなくなるころ。「蔵」には潜むという意味があります。
昼の時間が短くなり、ますます冬らしさが増していきます。
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日~12月1日頃
北風が木の葉を吹き払うころ。「朔風」は北の風という意味で、木枯らしをさします。
地面いっぱいに落ち葉が広がっていき、それとは対照的に枝は寂しくなっていきます。
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)12月2日~12月6日頃
橘の実が黄色く色づき始めるころ。常緑樹の橘は、永遠の象徴とされています。
古事記や日本書紀の中でも、不老不死の実として登場します。
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